ルビー・ローズが降板したDCTVドラマ『バットウーマン』で新バットウーマンを務めるジャヴィシア・レスリーがファーストルックを公開した。(フロントロウ編集部)

DCコミックスのドラマ『バットウーマン』

 DCコミックスのドラマ『バットウーマン』は、レズビアンの主人公ケイト・ケインこと“バットウーマン”が、バットマンが消えたゴッサムシティで悪と闘う物語。

画像1: DCコミックスのドラマ『バットウーマン』

 シーズン1でバットウーマンを演じたのは、12歳でレズビアンであることをカミングアウトし、2015年にジェンダーフルイド(※性自認が流動的に変わる人)であることをカミングアウトしたルビー・ローズ。ルビー演じるバットウーマンは、2018年に放送されたDCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』、『ARROW/アロー』、『SUPERGIRL/スーパーガール』の各キャラクターが一堂に会したクロスオーバー作品『エルスワールド』で初登場した。

 ところが、シーズン2の制作も決まっていた2019年5月、ルビーは突如降板を発表。ルビーは米メディアに向けた声明で「私は来季バットウーマンに戻らないという非常に難しい決断をした」と、衝撃的な決断を告げた

画像2: DCコミックスのドラマ『バットウーマン』

 彼女の降板の理由についてはさまざまな憶測が飛び交っているけれど、当初ルビーは「知っている人は知っている」と意味深な発言をしていた。その後2020年8月ごろ、降板した本当の理由は『バットウーマン』の撮影中に起きた背中の怪我 のためだと、米E!にコメントしている。

 ルビーの降板が発表された後、すでにシーズン2の制作が決定していた制作チームはオーディションを開催。次期バットウーマンとして、ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』や『ゴッド・フレンディッド・ミー(原題:God Friended Me)』などのドラマを中心に活躍しており、バイセクシャルであることを公言しているジャヴィシア・レスリーがキャスティングされた。

黒人初のバットウーマン

 ジャヴィシアはプレスリリースで「テレビでアイコニックな“バットウーマン”というキャラクターを演じる、初めての黒人女優であることをとても誇りに思います。そして、バイセクシャルの女性として、LGBTQ+コミュニティーの先駆者のような画期的な番組に出演できて光栄です」と、バットウーマンを演じる喜びを明かしている。

画像: 黒人初のバットウーマン

 そんなジャヴィシアが、自身のインスタグラムでドラマ『バットウーマン』で彼女が演じるバットウーマンのファーストルックを公開。赤い長髪と特徴的なマスクを装着した新バットウーマンのお披露目となった。

 ジャヴィシアは「気をつけて、ゴッサム。私はもう準備万端…でもライアン・ワイルダーが自分のバットスーツを着こなすまで待ってて」とコメント。

 ジャヴィシアは9月に、「黒人のバットウーマンを登場させるなら、バットウーマンに変身したときにも黒人女性らしくなきゃ」と話していたため、今後公開される写真でお披露目されるスーツの詳細も気になるところ。

 『バットウーマン』のシーズン2でジャヴィシアが演じるのは、ルビーが演じていたケイト・ケインではなく、ライアン・ワイルダーという全く別のキャラクター。シーズン2ではケイトがどこに行ったのか?という点も描かれるという。ジャヴィシアが主演となった『バットウーマン』のシーズン2は、2021年1月に全米放送が予定されている。(フロントロウ編集部)

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