Photo:ゲッティイメージズ、ニュースコム、©️Amazon Studios / Original Film / Point Grey Pictures / Sony
Amazonプライム・ビデオの人気ドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン2エピソード6、『開かれた扉』に登場した「無修正のアレ」のシーンは、かなりこだわって制作されたものだと判明。(フロントロウ編集部)

※この記事には、ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン2エピソード6『開かれた扉』のネタバレが含まれます。

大人気ドラマ『ザ・ボーイズ』

 ドラマ『ザ・ボーイズ』は、欲と名声にとりつかれ腐敗したスーパーヒーロー集団を倒すべく、「ザ・ボーイズ」というグループが奮闘する異色のアクション作品。

 米統計会社ニールセンによると、2020年7月からストリーミングサービスの週間閲覧者数ランキングを計測し始めて以来、初めてトップ10入りを果たしたNetflix以外のストリーミングサービスによるドラマシリーズだという。

 本作は、“正義の味方”であるスーパーヒーローのイメージを覆す汚れた真実と、登場人物の差別やヘイトを一切隠さずに描かれた脚本が話題を呼び、2019年7月にシーズン1の配信がAmazonプライム・ビデオでスタートすると、瞬く間に世界中で人気になった。

画像: 大人気ドラマ『ザ・ボーイズ』

 現在シーズン2まで配信され物語が大きく展開している本作は、米辛口批評サイトRotten Tomatoesで平均91%のスコアを獲得しており、すでにシーズン3の配信が決定している。ちなみにシーズン3には、ヒーローのソルジャーボーイ役として、ドラマ『スーパーナチュラル』のジェンセン・アクレスが参加予定。

 そんな本作のシーズン2エピソード6『開かれた扉』は、2020年9月25日に配信されたばかりではあるけれど、作中に登場したあるものが話題を呼んでいる。

「無修正」すぎるアレが登場

 衝撃のラストを迎えたエピソード5に続くエピソード6は、ザ・ボーイズのメンバーであるフレンチーの過去が明らかになる重要な回。一行は、物語の鍵を握る怪しい精神病院、セージ・グローブ・センターに向かい、核心に迫る。

画像: キミコ・ミヤシロ役の福原かれん(左)、フレンチー役のトマー・カポン(右)

キミコ・ミヤシロ役の福原かれん(左)、フレンチー役のトマー・カポン(右)

 そこにいたのは、元セブンのメンバーで、炎をあやつるヒーローのランプライター。彼は、ヴォートがセージ・グローブ・センターを利用して企んでいる恐ろしい計画を明かす。

 そんななか登場したのが、コンパウンドVを投与され、特殊能力をゲットした患者。その人物はなんと、伸び縮みする巨大な男性器でドアの窓を突き破り、MMの首を締め上げた。どこからどう見ても本物の男性器にしか見えないこの映像は、「無修正すぎる」と多くのファンの度肝を抜いた。

制作者が込めた無修正へのこだわり

 本作のショーランナーであるエリック・クリプキは、米EWにこのシーンにかけた情熱を明かした。

画像: エリック・クリプキ

エリック・クリプキ

 設計チームは、それが十分リアルに見えるように、何時間にも及ぶ会議を重ねた上で、長い時間をかけて3メートル以上もの長さの男性器ロボット(アニマトロニクス)を制作。その上にCGでエフェクトもかけたという。エリックは会議を振り返り、「制作者や専門家たちが私に、血管の数をどうすべきかといった質問を聞いてくるような長い会議をこなした」と語った。

 そんなこだわりもあってか、真面目に作られたおバカなシーンは多くのファンを驚かせた。今度『ザ・ボーイズ』のシーズン2エピソード6、『開かれた扉』を見るときには、是非注目してみて。(フロントロウ編集部)

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