近くで見てもキレイなベースメイクにするには?
ファンデーションは、自分なりにキレイにファンデーションを塗ったつもりでも、いざ鏡に近づいて見てみると思ったより粗が目立っていたりするもの。至近距離で見てもキレイな肌に仕上げるには、どうしたらいいのか?
ロンドンを拠点に活動するメイクアップアーティストのアマンダ・ベルは、「ファンデを塗るときに気をつけるべきポイントがあるんだけど、そこを押さえれば至近距離で見ても完璧な美肌を誰でもつくりあげられる」と米the skincare editでコメント。ファンデを使ってプロ級の仕上がりに近づける方法をご紹介。
塗る量に気をつける
ファンデを塗るときにとても重要なのがその量。アマンダは、「理想の肌に仕上げようとするあまり、ほとんどの人がファンデをたくさん塗りすぎていると思う」と話し、それは逆効果になると明かした。
なぜなら、厚塗りになればなるほど実際の肌の質感とあまりにも程遠くなり、いかにも塗ってます感が出てしまうから。アマンダいわく、たくさんの量を塗るのではなく少ない量をしっかり広げるほうがキレイに仕上がるのだそう。
でも至近距離でも完璧なメイクとなると、ニキビあとやクマなど肌悩みのカバーも気になるところ。その方法についてアマンダは、「ファンデを軽めにのばしてから、ニキビやクマ、赤みなど気になる部分だけにコンシーラーを塗って」とアドバイス。ファンデの塗りすぎを避けながら、カバーする必要のある部分のみコンシーラーを取り入れることで、完璧な美肌に近づけるという。
ブラシの大きさに気をつける
完璧な肌メイクにはブラシの大きさもカギで、アマンダのイチオシは小さくて先端が丸みを帯びたファンデーションブラシだという。
アマンダは、「絵を描くときに大きいブラシで色を塗ると、近くで見たときに塗った跡が目立ってしまうでしょ?それと同じでキレイに仕上げるには小さいブラシが最適」と説明。さらに、小さいブラシを使うほうが、細かい部分にもしっかり塗れるという利点もあるという。とくに細かい動きが必要な鼻周りなどには、コンシーラーブラシほどの小ささのブラシを使うのもオススメとのこと。
そしてもうひとつ大切なのが、塗ったあとのブレンド作業。アマンダは、塗るためのブラシよりももう少し大きめのブラシを使って、くるくると小さな円を描いて磨き上げるようにブレンドするようアドバイス。そうすることでファンデを肌にしっかり押し込んで、プロがメイクしたようなシームレスな仕上がりになるそう。
プロのアドバイスを参考に、手持ちのファンデの仕上がりを格上げしてみては。(フロントロウ編集部)