スカイ・ジャクソンがキャメロンに捧げるダンスを披露
ディズニー・チャンネルの人気作品『ディセンダント』や『ジェシー!』などに出演していたキャメロン・ボイスは、2019年7月6日に睡眠中に持病のてんかんによる発作を起こして20歳の若さで死去。
キャメロンが亡くなってからは、熱心にチャリティ活動に参加していたキャメロンの意志を遺族が引き継ぎ、若者に対して、暴力やネガティブなものの代わりとなる芸術や創造のはけ口を提供し、世の中にプラスな変化をもたらすことを目的とした「キャメロン・ボイス基金(The Cameron Boyce Foundation)」を設立するなど、そのレガシーは受け継がれている。
その人柄から、ファンだけでなく多くの人に多くの人に愛されていたキャメロンが亡くなって早1年。ディズニー・チャンネルのドラマ『ジェシー!』で共演していた俳優のスカイ・ジャクソンがアメリカのダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演し、キャメロンに捧げるパフォーマンスを披露した。
『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』は、人気シンガー、俳優、モデル、スポーツ選手などがプロのダンサーとタッグを組んで社交ダンスをする勝ち抜き戦で、今シーズンはスカイだけでなく、バックストリート・ボーイズのA.J.やNetflixで配信されているドキュメンタリー『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者!』に登場するキャロル・バスキンなどが出演。
そんなセレブたちがプロダンサーとタッグを組み、本気でバトルする『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の最新話で、スカイはダンスの練習場でダンスパートナーのアラン・バーステンに「このダンスをキャメロンに捧げたい」と語り、「彼は今の私を作った。もちろん毎日恋しいけど、スマホケースにいるので会うことができる。彼がここでダンスを見られないのは悲しいけど…。彼は私を本当に誇りに思ってくれてると分かっている。彼は『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』とダンスが大好きだった」と、キャメロンへの想いを話し、毎日持ち歩いているスマホのカバーがキャメロンとの2ショットだということを明かした。
そして本番は、ジョン・レジェンドの「Ordinary People(オーディナリー・ピープル)」で華麗に舞ったスカイとアラン。2人のダンスは完璧で、ベストスコアを叩き出した。
キャメロンの両親が反応
スカイのキャメロンに対する想いは、なんとキャメロンの両親にも届いていた。キャメロンの母親であるリビーは「スカイがこのような方法でキャメロンへの愛をシェアする機会があったのは、本当に特別で感動しました」とコメントし、父親のヴィクターも「彼女は美しかった。スカイのことは7歳から知っていて、彼女には才能がある。そして、彼女は今、若い女性としてとても優美で、それ(ダンス)は真心がこもっていました」と2人ともスカイのダンスに感銘を受けたと米テレビ番組『People』で語った。
『ジェシー!』で共演を果たしたことでスカイの兄のような存在だったキャメロン。彼女が亡きキャメロンに捧げたダンスはSNSを中心に反響を呼んだ。
(フロントロウ編集部)