大人気青春映画『ミーン・ガールズ』
映画『ミーン・ガールズ』は、2004年に公開された学園コメディ。リンジー・ローハンが主演を務め世界的な大ヒットを収めた。
本作は、動物学者の両親とともにアフリカで自宅学習していた主人公ケイディが16歳になってアメリカに帰国し、初めて学校に通うことになったものの、ひょんなことから女王様グループの一員になってしまうことから始まる青春ストーリー。
ティナ・フェイが脚本を担当し、リンジーの他にも、レイチェル・マクアダムスやアマンダ・セイフライド、レイシー・シャベールなど豪華キャストが出演した。
そんな本作のキャストやスタッフが、「ミーン・ガールズ・デイ」と呼ばれる10月3日にオンラインで再会。11名もの関係者が参加するビデオチャットとなった。
『ミーン・ガールズ』メンバーが集まった理由
今回メンバーが集まった理由は、2020年11月3日に現地で開催されるアメリカ大統領選挙への投票を促すため。脚本のティナ・フェイは、様々なイベントの市民参加を促進する団体Head Countを通して、5,000人のファンが投票に関するアクションをとったら、『ミーン・ガールズ』の同窓会を開くと約束していた。
見事5,000以上のアクションを獲得した彼女は、同窓会を企画。リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、アマンダ・サイフリッドを含む『ミーン・ガールズ』のキャストがオンラインで再会することに。
登場したメンバーは、『ミーン・ガールズ』の思い出話に花を咲かせ、ファンを喜ばせた。
『ミーン・ガールズ』の思い出を語るメンバー
ビデオチャットではアマンダが、カレンは自分にとって完璧な役割だと話したり、リジー・キャプランが「私はそんなに深く掘り下げなくてもジャニスを演じることができたな」と笑いながら言ったりと、和気あいあいとした様子。リジーは、「私は高校時代はジャニスのような子で、今でもジャニスっぽさが残る。私は脚本を読んだ時、大好きだと思った」と言った。
一方で、グレッチェン役のレイシー・シャベールは「彼女は非常に不安で、誰かに認めてもらいたいと必死だと思った」と述べ、そんなところが気に入ったと話した。
本作の脚本を担当したティナはグレッチェンが産んだ流行語「フェッチ(※最高、イケてるという意味)」をあげ、当時考えていたことを明かした。ティナは脚本を書くにあたり最新のスラングを調べたそうなのだけれど、どれも映画が公開された頃には時代遅れになっていると思ったため、最終的に「フェッチ」という言葉を自分で作り上げたという。
主演を務めたリンジーは、最初脚本を読んだ時に惹かれたのは、ケイディではなく、レジーナだったと語った。けれども、当時、俳優と学業を両立していたリンジーは学校で一種の除け者だったため、最終的にはケイディ役に深く共感したそう。
メンバーが集まるきっかけとなったアメリカ大統領選挙は2020年11月3日に開催される。(フロントロウ編集部)