2020年の最も危険なセレブとは?
デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業である米国マカフィー(McAfee)は、「ネット検索をすると危険なセレブ」ランキングを毎年発表している。このランキングは、名前を検索すると気づかないうちにマルウェアがデバイスにインストールされるなど、ユーザーを危険にさらすリスクが最も高い有名人を調査した結果に基づいており、このランキングを見れば、今世界でどのセレブが注目されているかがわかる傾向にある。
そんなネット検索をすると危険なセレブランキングの2020年版が発表されることに。2020年にマカフィー社が発表するネット検索をすると危険なセレブランキングの1位に輝いたのは、ミュージカルコメディ映画『ピッチ・パーフェクト』や動画配信サービス HBO Maxのオリジナルドラマ『LOVE LIFE(ラブライフ)』などで知られる 俳優のアナ・ケンドリック。
2019年の同ランキングでは4位だったものの、最近公開された映画 『TROLLS World Tour(邦題:トロールズ ミュージック★パワー)』の ポピーの声で注目を集め、今年はトップとなった。
そのほかは、2位は、ラッパー、音楽プロデューサー、実業家と多彩な顔を持ち、P・ディディーの愛称で知られるショーン・コムズ、3位はドラマ『ゴシップガール』のブレイク・ライブリーという結果になった。
2020年は、新型コロナウイルス感染症による外出制限で、アメリカではオンライン利用が非常に活発になり、さまざまなデバイスを使ってインターネット上のいろんなエンターテイメントを探し求めていた。世界的なパンデミックの中で消費者は、無料で楽しめる映画やテレビ番組からセレブの最新ニュースまで有名人のデジタルコンテンツを満足いくまで楽しむようになったこともあり、ハッカーはこの流れをとらえ、消費者の行動を分析し、詐欺の手口を巧妙化させている。そのためマカフィー社は警鐘を鳴らしている。
ちなみに気になるマカフィー社が発表する2020年版のネット検索をすると危険なセレブランキングは以下の通り。
1位アナ・ケンドリック
2位ショーン・コムズ
3位ブレイク・ライブリー
4位マライア・キャリー
5位ジャスティン・ティンバーレイク
6位テイラー・スウィフト
7位ジミー・キンメル
8位ジュリア・ロバーツ
9位ケイト・マッキノン
10位ジェイソン・デルーロ
(フロントロウ編集部)