ファンタジーの超大作『ハリー・ポッター』
映画『ハリー・ポッター』シリーズは、ダニエル・ラドクリフが主人公のハリー・ポッターを演じた人気ファンタジー作品。日本では『ハリポタ』という愛称で呼ばれ、様々な年代のファンから愛されている。
本作は、同名の児童小説をもとに2001年に第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』が映画化され、2011年に第8作目となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』で幕を下ろした。
現在は、そのスピンオフ作品である『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3作目が制作中で、2021年に公開予定となっている。
人気の悪キャラ、ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイはそんな『ハリー・ポッター』シリーズで根強い人気を誇るキャラクター。傲慢で偏見を持った悪役タイプのマルフォイは、クセの強い性格により、大きな存在感をもったキャラクターだった。
マルフォイは美しいブロンドヘアがトレードマークだったけれど、演じたトム・フェルトンは金髪ではなく、『ハリー・ポッター』の撮影が行なわれた約10年間にわたって、髪をブリーチしてブロンドを保っていたという。
ところが、そんなマルフォイについて、悲報というべき衝撃の事実があった。
ドラコ・マルフォイの出演時間に衝撃
ある海外ファンが、『ハリー・ポッター』シリーズ8作品におけるマルフォイの出演時間を算出。なんとその時間は、たったの31分。全体の上映時間が約19時間40分だと考えると、人気キャラである彼の出演時間としては非常に少ない。シリーズ5作目の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では約1分15秒しか画面に表示されないという。
ちなみに「禁じられた森」の番人をしているハグリットの出演時間は約45分45秒。そして、ハリーのペットであるヘドウィグは6分15秒。さすがに主人公であるハリーは約9時間にわたって登場する。
この調査はファンによって行なわれたもので、タイミングは15秒刻みで計算されている。さらに、画面に大勢の群衆が表示されている中で写っている時間が考慮されているかどうかは明かされていない。
それにしても、これほど人気のキャラクターが、8作品中で31分しかハイライト表示されていないとは驚き。それでもファンにマルフォイというキャラクターを強く印象付けたトムは素晴らしい演技だったといえる。(フロントロウ編集部)