Photo:ゲッティイメージズ、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム
『ザ・バットマン』のバットマンが、建物の上から飛び立とうとする姿を撮影現場でキャッチした。その衣装にも注目。(フロントロウ編集部)

イギリスで撮影中の『ザ・バットマン』

 マット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』の撮影が、現在イギリスのリバプールで行なわれており、新生バットマンやキャットウーマンの姿が連日目撃されている。また、8月に公開された第1弾予告編で映画ファンをざわつかせたコリン・ファレルによるペンギンもついに撮影現場でしっかりと目撃され、その特殊メイクの完成度の高さで多くのファンをうならせた。

 ファンが上から撮影した『ザ・バットマン』の撮影現場。多くのパトカーが集まるシーンであることが分かる。

 アクションシーンの撮影では、バットマンとキャットウーマンのスタントダブルが一緒にバイクで並走する様子が見られ、バットサイクルもお目見え。“休憩中”のバットマンの、ちょっぴりクスっときてしまうレアなガウン姿も。

画像: イギリスで撮影中の『ザ・バットマン』

バットマンが飛び立つ!マントはなし

 そんななか、バットマンが高さ51メートルのロイヤル・リヴァー・ビルディングの上に立つというファン興奮の撮影も行なわれた。今回撮影されたのは飛び立つ直前のシーンと見られ、バットマンが身を乗り出して飛び立とうとする瞬間も。

画像: バットマンが飛び立つ!マントはなし

 この撮影でバットマンが着ていたのはバットスーツではなく、身体をすべて包み込む袋のような服。これまでと違うタイプのバットマン作品になると考えられている本作のへの期待を裏切らない衣装となっている。リーヴス監督は小道具や衣装に関して、以前こう話していた。

「バットケイブ、バットモービル、バットスーツ、これらは(デザインに)時間がかかりましたよ。お分かりでしょうけど…。デザインもやり直しましたしね。彼はこれを着て戦うわけですから。だから(デザインチームは)イラストを描き始めて、バットスーツ、そしてバットモービルに1年ぐらいは費やしたでしょうか。それはもちろん夢のようなことですよ。自分のバージョンのバットモービルを考えるなんて、楽しいじゃないですか。素晴らしいキャンディ(※ご褒美)ですよね」

 撮影は、まだ太陽が出ている時間から夜まで続けられ、夜には、ロイヤル・リヴァー・ビルディングのライトに照らされる黒きバットマンの姿も。この撮影ではマントを着用していないけれど、予告編の中ではマントを着用しているので、通常時の衣装にマントはあることが分かる。一方で、空を飛ぶ時だけでなく、バットサイクルに乗っている時にもマントをしていない。後からCGで再現するのか、特定の行動の時にはマントを外すのか。そんなことも気になり、より一層劇場公開が待ち遠しい。

(フロントロウ編集部)

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