有名ヘアスタイリストの髪の分け目の隠し方
髪に関する悩みでよくあるのが、分け目やつむじがぱっくりと割れて目立ち、地肌が見えること。地肌の目立ちをカバーする専用のスティックなども販売されているけれど、プロは意外なアイテムを使ってカモフラージュしているという。
その方法を明かすのは、人気モデルのケンダル・ジェンナーやヘイリー・ビーバー、クリッシー・テイゲンら多くのセレブのヘアを手掛け、ヘアケアブランド「ウェイ(OUAI)」をプロデュースする有名ヘアスタイリストのジェン・アトキン。
これまでにもアルミホイルを使った巻き髪のつくり方など、さまざまな裏ワザを紹介してきたジェンが、髪の分け目やつむじの目立ちを隠すために使用しているのは、なんとアイブロウパウダー。メイクをする人なら身近なこのコスメで、地肌をカモフラージュしているという。
アイブロウパウダーで地肌を隠すテクニック
準備するのは、髪色に近いカラーのアイブロウパウダーのほか、アイシャドウブラシ。髪色に合うパウダーがない場合は、複数色がパレットになったものを混ぜて使ってもOKだという。
ジェンはその方法について、「アイブロウパウダーをブラシにつけて、分け目やつむじの地肌に塗っていくだけ」と米Pooshにコメント。髪色に似た色を使って地肌を埋めることで、まるでその部分にも髪が生えているように見せられるという。また、分け目がぱっくり見えている部分だけでなく、髪が少し薄く見える部分に取り入れてもボリュームをアップして見せられると話した。
ジェンは、撮影前のクライアントの髪にこの裏ワザをよく取り入れているそうで、「どんなときでも必ず効果のあるテクニックで、なにより写真映りが見違えて変わるの」と説明。プロの撮影では、かなり明るい照明を使うため、より分け目などが目立ちやすいことから、欠かせないテクニックなのだという。
プロならではの視点で考案されたこのテクニックだけれど、ヘアセット後にささっと分け目を埋めたり、湿気で髪がぺたんこになって地肌が目立ったときに取り入れたりと、役立つ機会はたくさん。アイブロウはペンシル派という人も、アイブロウパウダーならプチプラでも手に入るので、ひとつ持っておくと良さそう。
ちなみにこのテクニックは、地肌に直接コスメを塗るため、取り入れた後は必ずしっかり洗い流し、かゆみなどの異常がないか確認するのも忘れずに。(フロントロウ編集部)