マシュー・マコノヒーが父親の死因を公表
アカデミー賞主演男優賞を受賞した2013年公開の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』や、翌年公開の映画『インターステラー』などで知られる俳優のマシュー・マコノヒーが、2020年10月20日に自叙伝『グリーンライツ(原題:Greenlights)』を刊行する。
マシューはそのなかで、1992年に63歳で亡くなった父親について言及し、そのショッキングな死因を公表した。
今回、10月20日の刊行に先駆けて米Peopleに自叙伝の抜粋が掲載されており、そのなかでマシューは自身が23歳だった時に父親が亡くなった時のことについて次のように振り返っている。
「母親から電話があったんだ。『あなたのお父さんが亡くなった』とね。膝から崩れ落ちたよ。信じられなかった。他でもない父親だったからね。誰にも、何にも、父を死なすことはできなかった。母親を除いては。父はいつも、僕や兄弟にこう言っていたんだ。『お前たち、父さんは逝く時、母さんと愛し合っているだろう』とね。そして実際にそう亡くなった。絶頂に達した時に、心臓発作を起こしたんだ」
自叙伝のなかで、父親が母親との性行為をしていた際に心臓発作を起こして亡くなったことを公表したマシュー。父親自身が「父さんは逝く時、母さんと愛し合っているだろう」と語っていたこともあり、本人にとっては望み通りの最期となったのかもしれないが、父親のデリケートな死因を公表したマシューには、「彼の母親はこれを公表することを許可したの?」と疑問を投げかける声が上がるなど、一部の人々からは批判も寄せられている。
一方、マシューは昨年12月、米Mashableのインタビューに応じた際にも母親について言及しており、同じインタビューに登場したヒューから「君の87歳のお母さんは、91歳の英国人男性を良いと思うかな?」と、マシューの母親とヒューの父親をくっつけないかと提案され、「母はシングルだし、元気だよ」と返答。真相は定かではないものの、マシューは今年1月に行なった米ETとのインタビューで、「来週、2人は会うことになっているんだよ。僕らはその夜に2人を見かけないだろうね」と、2人をくっつける計画が順調に進んでいることを匂わせた。
現時点で、マシューは父親の死因を発表したことについてコメントは発表していない。(フロントロウ編集部)