「一気に老けた」ウィルの姿が目撃
シリーズ前作から17年の時を経て公開された『バッドボーイズ フォー・ライフ』が世界中で好成績を記録している俳優のウィル・スミス(52)。
同作でも50代とは思えないパワフルなアクションシーンを繰り広げたウィルは、20代の頃と現在の写真を比べても、加齢の影響があまり感じられず、ハリウッド屈指の“年齢不詳なセレブ”の1人として知られている。
そんなウィルが、「一気に老けた」姿に世間の人々が騒然としている。
といっても、「老けた」のは新作映画のためのメイクによるもの。
米テニス界で最も有名な姉妹、セリーナ・ウィリアムズ選手とヴィーナス・ウィリアムズ選手を育て上げたコーチの父リチャード・ウィリアムズの伝記的映画『King Richard(キング・リチャード/原題)』に主演するウィルは、自身が演じるウィリアムズ氏の外見に寄せるため、最近伸ばしているヒゲと髪の毛を白く染めて、ぐっと渋めな印象に。
見慣れないウィルの白髪姿には、驚きの声が上がっているものの、役作りバッチリで撮影に臨んでいるウィルの最新主演作となる同作には期待が高まっている。
ちなみに、新型コロナウイルスの影響により撮影休止となる以前の2月に目撃された撮影風景では、さらに年齢を重ねて白髪が増したウィリアムズ氏になりきるウィルの姿も見かけられた。
映画『King Richard』では、自分自身はテニスに関して幅広い経験はないながら、娘たちをテニス界のスーパースターへと成長させるため、78ページにおよぶ独自のプランを練り上げた、策士かつ勤勉なウィリアムズ氏の姿と、そんな彼の指導のもと、セリーナ&ヴィーナス姉妹がいかにしてテニス界の頂点へと上りつめたかというサクセスストーリーが描かれる。
2019年秋に公開された映画『ジェミニマン』では、若き自分自身のクローンと対峙する中年のスナイパーを演じたウィル。
『ジェミニマン』では、ウィルの演技をベースに最先端のテクノロジーを駆使して100%デジタルで制作された20代前半のクローンの姿が話題となったが、『King Richard』では、自身の実年齢よりも老けた印象の役柄を演じて振り幅の広さを見せるよう。 (フロントロウ編集部)