MCU映画で11年にわたってアイアンマンを演じた俳優のロバート・ダウニー・Jr.が、初期の頃のアイアンマンのスーツにあった“欠陥”に苦労していたことを明かした。(フロントロウ編集部)

ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンスーツの欠陥を明かす

 2008年に映画『アイアンマン』で主役のトニー・スターク/アイアンマンを演じて以来、アベンジャーズの中心メンバーであるアイアンマンをMCU映画で演じ続けてきた俳優のロバート・ダウニー・Jr.

画像1: ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンスーツの欠陥を明かす

 2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』までおよそ11年にわたってアイアンマンのスーツに身を包み、すっかり“アイアンマン=ロバート”のイメージが世間に浸透したロバートだけれど、初期の頃のスーツには悩まされたことがあったそう。

 Netflixで配信がスタートした名司会者デヴィッド・レターマンの番組『デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター』に出演したロバートは今回、アイアンマンのヘルメットは「毎回被っていたのか?」という質問に回答。「素晴らしい質問だね」とロバートは答えた上で、「元々は、すべて実際につけていたんだよ。CGの予算をできるだけ抑えようということでね」と、当初は実際にスーツを装着していたことを告白した。

 続けて、ロバートはヘルメットを含め全身にスーツをまとった上で臨んだ撮影について振り返り、「ヘルメットを被ったんだけど、閉じられた状態だと何も見えなかったんだ」と回想。「それで、LEDライトが点くっていうね」と目の部分につけられたLEDライトに言及して、「何も見えないんだ」と、ヘルメットを被った状態では何も見えていなかったことを明かした。

 とはいえ、作品を経るごとにその状況は改善されていったよう。最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影時には、「ロバート、これを被ってくれないか?」とスタッフからヘルメットを被るよう頼まれても、「ヘルメットかい? 嫌だね。2つだけ点を描いて、後でそれに(CGを)付け足してくれよ」と言って断り、CGで対処してくれるようお願いしていたという。

画像2: ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンスーツの欠陥を明かす

 一方、ロバートは先日、自身がこれからもマーベル作品に出演する可能性に言及。『アベンジャーズ/エンドゲーム』でヴィランであるサノスとの最終決戦中に命を落としてしまったアイアンマン役としての今後について、ポッドキャスト『SmartLess』で次のように答えた。

「もう完全に終わりだよ。僕としては、もうやり遂げたことだし、安心して手放せるよ。それに、マーベルは今は冒険の途中にいると思うからね。様々なことに挑戦しているし、彼らがどういう方向へ向かっていくのかを楽しみにしているよ」

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