イギリスのケンタッキーフライドチキン(KFC)で働く従業員が、ソースを作る過程を動画にして公開。その見た目に衝撃が走った。(フロントロウ編集部)

KFCのグレイビーソースはどうやって作られる?

 イギリスのケンタッキーフライドチキンで働く1人の従業員が、グレイビーソースの作り方を見せたTikTok動画が話題になっている。動画では最初からなかなかな言葉が飛び出し、「これはうんちじゃないよ。クラックリング(揚げている時に落ちたチキンビッツを冷蔵庫で寝かしたもの)って呼ばれるもの」という説明が。そして映像には、茶色い材料が映っている。

 従業員はクラックリングを入れた容器に、さらにいくつかの材料を足し、かき混ぜて加熱し、さらにもう1度かき混ぜ、別の容器に小分けする過程を公開した。従業員的には、いつもの仕事の工程を映像に収めただけかもしれないけれど、従業員が「うんちじゃないよ」というコメントで動画を始めていたことや、その茶色い見た目から、衝撃を受けるユーザーが続出。「見たくなかった」「もう食べたくない」といった声があがることになってしまった。

グレイビーソースは肉汁から作るソース

 しかしグレイビーソースは、英語で肉汁という意味のグレイビーと名のとおり、肉汁が重要なソース。例えば、ハンバーグを焼いたあとのフライパンで作ったソースと同じ。

 そんな実情のなか、思いがけず衝撃動画となってバズってしまったこの投稿には擁護する声も。あるユーザーは、「人工的な味付けのインスタントなグレイビーより、本物のチキンやチキンビッツが使われているって知れるのは良いことだよ」と反応した。

 さらに、動画を公開したユーザー本人も反論。動画では、「最後はラベルを貼って、ホットキャビネットで6時間まで保存できる」とし、食品の品質を守るためにルールがあることも明かしており、「これは清潔な方法で作られてるから、私は食べてるよ。じゃあなんであなたは止めておいたほうが良いって?」と、品質に自信を持った様子でコメントした。

 ちなみに、ケンタッキーフライドチキンの商品開発への熱意はすごく、2020年7月にはアメリカで、ベジタリアンやヴィーガンの人でも食べられる人工肉のフライドチキンの発売を開始。さらに、バイオ3Dプリンターで作るエコフレンドリーなチキンナゲットのために技術開発を行なっている。(フロントロウ編集部)

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