フェイスパウダーの白浮きを防止するには？
フェイスパウダーを使うときの悩みのひとつが、首とくらべて顔だけが不自然に白く見えてしまう、白浮き。この白浮きは自分では気づきにくいのが特徴で、メイクをしているときはなじんで見えていたのに、明るい照明の下やフラッシュをたいて撮った写真で顔だけが白く浮いて見えたりと、後から気づくことも少なくない。
そんな白浮きは、フェイスパウダーの塗りすぎと乾燥が原因だと話すのは、コスメブランド、メイクアップフォーエバーのディレクターを務めるリジャ・スチュワート。スチュワートによると、メイクの工程に1ステップ取り入れるだけで気づきにくい白浮きを予防できるのだという。その方法をご紹介。
塗りすぎによる白浮き：ブラシで余分な粉を落とす
フェイスパウダーは、どこからが塗りすぎなのか見極めるのは難しいもの。でも何もつけていないキレイなブラシを使って、誰でも簡単に塗りすぎを防ぐことができるという。
コスメブランド、メイクアップフォーエバーのディレクターを務めるリジャ・スチュワートは、「フェイスパウダーを顔に塗った後にふわふわのフェイスブラシの先端を使って肌を軽くなでると、余分な粉だけを落とすことができる」と米メディアGood House Keepingでコメント。そうすることでフェイスパウダーを適切な量に調整できて、白浮きしにくくなるという。
乾燥による白浮き：セッティングスプレーで予防
メイク後に肌が乾燥することで徐々に目立ってくる白浮きには、セッティングスプレーを使って事前に防ぐのがオススメだという。なぜならセッティングスプレーには、メイク崩れを予防するだけでなく、メイクの上から肌を保湿する効果もあるから。
リジャは、「フェイスパウダーを塗ってから、顔全体にセッティングスプレーを噴きかけるようにして」とアドバイス。これによって肌がしっとりとして時間が経っても白浮きしづらいという。肌が乾燥しやすい人は、ぜひ試してみて。
白浮きしていないかの確認はスマホの撮影で
白浮きは、鏡で見ても分かりにくいものだけれど、確実に予防するためのチェック法もある。リジャは、「フラッシュをオンにしてスマホでセルフィーを撮ってみて。それで顔が青白く浮かなければ大丈夫」と話し、撮影して確認することが徹底的に防ぐ方法だと明かした。
気づかないうちに起こるフェイスパウダーの白浮き。プロのテクニックを取り入れて、白浮きしないメイクを完成させてみては。（フロントロウ編集部）
