NG習慣1.濡れた状態で髪を梳かす
セレブヘアスタイリストのアルコーンいわく、くせ毛の人によく見られる間違いのひとつは、シャワーの後に濡れた状態で髪を梳かすこと。
一般的に、髪は濡れているほうが梳かしやすいというイメージあるけれど、濡れた状態の髪はキューティクルが開きやすく非常にデリケート。とくにくせ毛の場合、シャワーを浴びた後にブラシなどで髪を梳かしてしまうと、枝毛など痛みにつながる恐れがあるそう。
髪をキレイに梳かしたい場合は、シャワーを浴びる前にブラッシングするか、コンディショナーやトリートメント剤をつけた状態の髪を、粗めのコームなどで優しく梳かすのが良いとアルコーンは言う。
NG習慣2.雑に髪を乾かしている
髪をタオルで乾かすとき、つい早く乾かしたくてゴシゴシしたくなるけれど、実はこの行為もNG。タオルの摩擦で髪が痛みやすく、うねりや広がりなどの原因になってしまうそう。
アルコーンのオススメは、吸水性の高いヘアタオルを使うこと。アルコーンは「軽く髪の水気を切ったら、ヘアタオルを巻いて乾かして。根元から髪が立ち上がって、髪が(くせ毛で)頭頂部だけペタンコになることを防いでくれる」と米Who What Wearで説明。
ただし、ヘアタオルを髪に巻いたまま放置しすぎるのも髪によくないそう。あくまで、ドライヤー前の下準備であり、3分以内に留めるようアドバイス。
NG習慣3.トリートメント剤を使っていない
シャワー後のアフターケアとして、髪にうるおいとツヤを与える洗い流さないタイプのトリートメント。なんとなく、シャワーの後にわざわざ塗るのが面倒で使っていないという人も多いけれど、くせ毛をまとまりやすくするためには欠かせないヘアケア製品だという。
トリートメント剤の効果的な使い方について、アルコーンは「くせ毛の人は、まだ髪が湿っている間にトリートメントを塗ることが大事」と説明。また、トリートメントを塗る際は“手を閉じたまま”塗ることがオススメ。指をパッと開いた状態で塗ってしまうと、塗りムラが出てしまうのだそう。
ついつい、無意識にやりがちなくせ毛のNG習慣。ほんの少し工夫を加えるだけで髪のダメージや広がりをかなり軽減することができるので、髪がまとまらずに困っている人は、ぜひこの機会に日頃のヘアケア習慣を見直してみて。