ファンデが厚塗りに見えるNGメイク法
マスクを着用する時間が長くなったことで、マスクにつきにくいファンデーションを求める人が増えるなか、人気が高まっているのが、比較的落ちにくいマットやセミマットな質感のファンデーション。でもマットファンデは、肌の凹凸をカバーして陶器肌を演出してくれるかわりに厚塗りに見えやすいという難点がある。
その原因について数多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのキルスティン・ピゴットが指摘したのは、厚塗り感が出る「塗り方」をしているということ。キルスティンが避けるべきと話す、マットファンデが厚塗り肌に見えてしまうNGなメイク法をご紹介。
NGメイク法①:下地もマットタイプを選んでいる
ファンデーションがマットな質感の場合、下地も同じくマットなものを選んだほうが崩れにくさやカバー力が上がりそうだけれど、マットなベースメイクコスメのダブル使いは、厚塗りを招いてしまうという。
そのためキルスティンは、「厚塗り感を予防するには、うるおいがあるクリーミーな下地を選ぶようにして」と米メディアTotal beautyでアドバイス。
NGメイク法②:顔全体にまんべんなくファンデを塗る
ファンデを塗るときには、顔全体に均一に塗るべきだと思いがち。でもじつは、マットタイプを使うときにこれはNG。キルスティンはその理由について、カバーを必要としている部分以外にも同じように多く塗ってしまうと、厚塗りに見える傾向にあるのだと説明。そのため肌の色ムラや毛穴が目立ちやすい顔の中心を重点的に塗ってから、そこからフェイスラインに向けて徐々に薄くなるよう広げることを勧めた。
NGメイク法③:テカりやすい部分以外にもセッティングパウダーを重ねる
セッティングパウダーは、ベースメイクを崩れにくくする効果があるけれど、マットなファンデの上にのせると重く見えてしまうことも多いという。これを防ぐためキルスティンは、「顔全体ではなく、崩れやすいTゾーンのみにセッティングパウダーを塗るようにして」と話し、テカりやヨレがとくに気になりやすい部分に塗るだけで十分だと明かした。
マットファンデの厚塗り感が気になるなら、3つのNGメイクに当てはまっているものがないかチェックしてみては。(フロントロウ編集部)