メーガン妃が米大統領選挙で貴重な一票を投じる
夫であるヘンリー王子とともに、2020年の3月をもって英王室の主要王族の座を退いたメーガン妃が、今もなおいくつかの州で開票作業が行われているアメリカ大統領選挙に投票していたことがわかった。関係者が米Peopleが語った話によると投票したことは間違いないが、実際に投票所に足を運んだのか、それとも郵送で事前投票を行なったのか、メーガン妃がどちらの方法で投票したのかは明らかにされていない。
ご存じの方も多いと思うがメーガン妃の故郷はアメリカで、現在はイギリスとアメリカの両方の国籍を所有している。ヘンリー王子と結婚する前から社会問題への関心が高く、女性の権利向上といった活動に力を入れてきたメーガン妃は、選挙前から米Time100のインタビューで「(アメリカ国民は)4年ごとに、『これは私たちの生涯で最も重要な選挙だ』と言われてきました。そして、まさに今回の選挙がそれです。私たちが投票することで、私たちの価値は行動へと移され、私たちの声がみんなのもとに届きます」と語るなど、投票の重要性を熱心に訴えていたことから、“自身も投票するのではないか?”とウワサされていた。
高位王族の座を退いたとはいえ、政治的に中立を保つことを要求される王室のメンバーであることに変わりはないメーガン妃がアメリカの選挙について公に発言したり、ましてや投票したりすることに批判的な意見もあるが、メーガン妃とヘンリー王子の代理人は米INSIDERに出した声明を通じて、「王室のメンバーには憲法の範囲内で異なる役割を担うことが期待されています。エリザベス女王自身、過去にスコットランドの住民投票が行なわれた時やウェールズで選挙が行われた時、権利を行使して欲しいと人々を奨励しました。議論の的になるのは理解できますが、王子と妃の発言は目新しいものではありません」と、今回の米大統領選挙をめぐるメーガン妃の言動を擁護している。
ちなみに、「政治的な問題には関与しない」という王室の伝統にならい、“人生で一度も選挙に投票したことがない”というヘンリー王子に対し、王室入りする前から政治に関する発言を積極的にしてきたメーガン妃は、仮に高位王族の座にとどまり、イギリスに住んでいたとしても「今回の選挙に投票するつもりだった」と別の関係者は語っている。(フロントロウ編集部)