バットマンとターミネーターが共演したら?
世界には多くの人気ヒーローや人気ヴィランがおり、最近では、映画やドラマのなかで別々の作品のキャラクターが共演するユニバースものも多く制作されている。しかし、制作会社や配給会社の違いなど、“大人の事情”でこの先も同じ画面に登場することがないキャラクターも多い。
そこでビデオクリエイターのビリー・クラマーが、夢の共演を作り出した。今回共演したのは、バットマンとターミネーター!
バットマンvsターミネーター
言わずと知れたDCコミックスの人気ヒーローであるバットマンは、クリストファー・ノーラン監督が手掛けた『ダークナイト』3部作よりクリスチャン・ベール版の映像が使われ、アーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞である『ターミネーター』シリーズからは、『ターミネーター2』、『ターミネーター3』、『ターミネーター4』の映像が使われている。
ここで映画ファンなら気づいた人も多いかもしれないけれど、そう、『ターミネーター4』でジョン・コナーを演じたのはクリスチャンなのだ。その共通項もあり、多くのファンをうならせるほどのクオリティとなった「バットマンvsターミネーター」の映像がコチラ。
各シーンの繋がりが非常に自然で、キャラクター同士が会話をしたり、対面したりしているように見えるところもある。そして『ダークナイト』シリーズのBGMと『ターミネーター』シリーズのBGMが上手くマッチしており、1つの作品として相当の完成度にまで高められた。もちろんこの映像を見たことで、このキャラクターたちのクロスオーバーが見たくなったファンは多い。
バットマンの非公式予告編は他にも
ちなみに、ビリーは他にもバットマンを題材とした映像を制作して話題となったことある。それは、1989年の『バットマン』でバットマンを演じたマイケル・キートンがバットマン役に復帰するかもしれないというニュースが報じられた時。
ビリーはこの半年前に、近未来を舞台に、老人となったブルース・ウェイン/バットマンが高校生のテリー・マクギニスにバットマンの座を譲り、2人で悪と闘っていくというストーリーの『バットマン・ザ・フューチャー』の映像を、マイケルがブルース・ウェインという設定で制作。こちらもファンの期待を裏切らない完成度であり、ファンの間で話題になった。
ちなみに、その後マイケルがバットマン役で復帰することは正式に発表された。2022年に公開される予定のDCEU映画『ザ・フラッシュ(The Flash)』に登場するバットマン役として、ベン・アフレックとともに復帰する。(フロントロウ編集部)