今季のトレンドリップカラーをプロが予想
シンガーのデュア・リパやモデルのヘイリー・ビーバーなど、数多くのセレブが信頼を寄せるカリスマメイクアップアーティストのニッキー・ウォルフによると、今季のリップカラーは、どんなシーンでも頼れる“ナチュラルで透明感のある色味”が人気だという。
これらのリップの色味は、2020秋冬ファッションのトレンドカラーとも相性が良いそうで、「ライラック、ピーチ、オリーブなどの色合いを、ローズウッドやパープルのリップが完璧に補完してくれる」と米The Zoe Reportでコメント。コーデの一部として取り入れることで、グッとあか抜けた印象に仕上がるとも話している。
そんな、今シーズン大注目のトレンドリップカラーを4色ご紹介。今っぽくておしゃれになれる旬のリップカラーをさっそくチェックしてみて。
ローズウッド
1つめのリップカラーは、ブラウンがかった落ち着いたピンク色の「ローズウッド」。ピンクでありながら子供っぽくならず、深みのある色合いが秋冬のシーズンにぴったり。
ニッキーは「今はローズウッドの色合いがすごく人気ね。普段使いしやすくて、女性らしい印象を与えてくれる」と説明。ちなみに、マスクの下に塗るときは、色移りしにくいマットタイプのリップを選ぶのがいいそう。
ブリックオレンジ
2つめのリップカラーは、レンガ色のようなオレンジがかったブラウンの「ブリックオレンジ」。昨年の秋冬に続いて今年もブリックカラーの人気が高く、なかでもイエローのアンダートーンを持つ日本人にもなじみやすいオレンジカラーが大注目。
とくに、今シーズンはマットな質感のブリックオレンジがおすすめだそうで、ニッキーは「少し90年代っぽい雰囲気がして、すごく気に入っている」と発言。どんなコーデとも合わせやすく、1本持っていても損はないカラー。
ディープパープル
3つめのリップカラーは、ぶどうを想起させるダークカラーの「ディープパープル」。深みのある色合いで甘すぎず、女性らしいエレガントな雰囲気を演出してくれる旬カラー。
女優のナタリー・ポートマンやアナ・デ・アルマスなどを顧客に持つメイクアップアーティストのメラニー・イングレッシは「冬はいつだって、赤や紫のダークトーンのリップが似合う」と話し、今シーズンも外せないリップカラーだと明言。
ただし、マットすぎるリップだと唇が乾燥して見えるため、程よい透け感のあるタイプを選ぶと今っぽい雰囲気に仕上がるとアドバイスした。
ブライトレッド
4つめのリップカラーは、思わず目を引く鮮やかな発色の「ブライトレッド」。寒さのせいで顔の色が悪くなりがちな秋冬の季節に、イキイキとした血色感を演出してくれる。
女優のアンジェラ・バセットなどを手がけるメイクアップアーティストのカマラ・アユニークは「今シーズンは、様々なトーンの赤リップが見られると思う」と予想。もちろん、単色でブライトレッドを楽しむのも良いし、深みのあるバーガンディレッドと組み合わせてもオシャレだという。
いつもと同じメイクをしていても、リップの色を変えるだけで顔の印象をガラリと変えることができる。秋冬を彩るトレンドのリップカラーで、今っぽいおしゃれな顔をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)