睡眠は美肌づくりにとって大切である反面、顔のシワの原因になることもあるって知っていた? そんな睡眠によるシワの予防法を医師が明かした。(フロントロウ編集部)

シワをなるべく増やさない睡眠方法

 顔にシワができる原因といえば、加齢や乾燥が広く知られているけれど、寝ているときの姿勢や環境のせいでシワが増えることも少なくないという。

画像: シワをなるべく増やさない睡眠方法

 NYの形成外科医であるエドワード・S・クワク医師は、「睡眠時間は人生の約3分の1にものぼるので、それだけの時間肌に圧力や摩擦がかかることで顔にシワが入ることは多い」と米メディアNew beautyで説明。そんな睡眠によってできるシワを予防するには、3つのポイントがあるとクワク医師は話す。

横向きやうつ伏せで寝るのを避ける

 寝るときの姿勢は、人によって癖があるものの、横向きやうつ伏せの姿勢は顔に圧力や摩擦がかかりやすく、シワの原因になるため避けたほうがいいという。

画像: 横向きやうつ伏せで寝るのを避ける

 とくにNGなのが、いつも同じ方を向いて横向きに寝ること。クワク医師は、「いつも右向きやいつも左向きといったように同じ向きで寝ている場合は、顔の片側だけにシワができやすくなったり、たるみやすくなったりと左右で見た目年齢に差が出ることがある」と説明。なるべく圧力をかけないよう仰向けで寝るか、横向きの場合でも左右交互にするよう勧めた。

肌に負担をかけない枕を選ぶ

 朝起きたとき、顔に枕の跡がついていることはよくあるけれど、そんなちょっとした跡が将来のシワの原因になることも。そのため、肌に負担をかけずシワをつくりにくい枕選びはとても重要。

画像: 肌に負担をかけない枕を選ぶ

 NYの皮膚科医であるハイジ・ウォルドルフ医師は、「中心にくぼみができている枕や低反発の枕など、顔や頭を包みこんでくれる枕は、顔に圧力がかかりにくくシワになりにくい」とアドバイス。さらには顔と布との摩擦を避けるために素材に注目することも大切だそうで、シルク素材の枕カバーを使うのがオススメだそう。

睡眠中の乾燥対策を徹底

 睡眠時間は人生の3分の1にものぼるからこそ、その間の乾燥によってシワができてしまうこともある。とくに秋冬の乾燥シーズンには、睡眠中の加湿、保湿への心がけが必要。

画像: 睡眠中の乾燥対策を徹底

 クワク医師によると、冬など乾燥がとくにひどい季節は加湿器を使用し、睡眠中の乾燥から徹底的に肌を守る高保湿のスキンケア製品も一緒に取り入れることでシワを予防することができるという。シーズンに合わせてスキンケアを変えるのはよく知られた方法だけれど、秋冬は睡眠中のシワ対策を意識して、寝ている間に使うオーバナイトマスクなどを取り入れるのも良さそう。

 見落としがちだけれどじつは大切な睡眠中のシワ対策。ちょっとした心がけで将来のシワを予防することができるので、ぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

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