プロ級に仕上がるリキッドファンデの使い方
メイクのプロが手掛けるベースメイクは、ファンデがまるで肌に溶け込んでいるかのようで、本来の素肌まで美しく見えるほど。そんなプロの洗練されたテクニックを完璧に真似することは難しいけれど、ちょっとしたワザを加えるだけで、リキッドファンデの仕上がりを変える方法があるという。
メイクアップアーティストのローレン・ダメリオは、「多くの人がスキップしがちな手順を加えるだけで、リキッドファンデの仕上がりをぐんと格上げすることができる」と米Well+goodでコメント。手持ちのリキッドファンデを使ってプロ級の仕上がりに近づける方法とは?
塗る前に指を使って温める
リキッドファンデを塗るときには、必要な量を出してすぐに顔に塗っている人が多いと思うけれど、そこに「温める」というワンステップを加えるだけで、ぐんと仕上がりがアップするという。
リキッドファンデを塗る前のオススメのステップについてローレンは、「必要な量を利き手ではないほうの手の甲にファンデを出したら、利き手の2本の指でくるくると円を描くように混ぜてファンデに摩擦を与えて」とアドバイス。約10秒ほど行なったら、いつも通り肌にのせていくだけでOK。
たった10秒のこのステップを取り入れるだけで、手の体温と摩擦によってファンデが温まってなじみやすくなり、肌と一体化したような仕上がりが叶うという。ちなみに温めることでのびをよくする効果もあるため、ファンデの使いすぎを防ぐというメリットも。
温水でブレンドツールを湿らせる
温めることでリキッドファンデの仕上がりをアップさせるメイク法には、ファンデ用のブレンドツールを温めるというテクニックもある。
ヴィクシーエンジェルのエルザ・ホスクなど多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのマーク・エディオによると、ブラシやスポンジを温水で湿らせるだけで、ファンデの溶け込みやすさが抜群に上がるという。それによってファンデが肌にぴったりと密着するそうで、マークは「シームレスな肌をつくることができるよ」とオススメした。
いつものファンデが格上げされる、プロのメイクテクニック。リキッドファンデ派の人は、明日からさっそく試してみては。(フロントロウ編集部)