ファンがジらされている『トップガン』続編の公開
30年以上の時を経て、マーヴェリックが帰ってくる。トム・クルーズ主演で1986年に公開された大ヒット映画『トップガン』の続編である『トップガン マーヴェリック』は、全米で2021年7月2日の公開が待たれている。
当初2019年7月12日に公開を予定していた本作はフライトシーンの撮影のために1年の公開延期となり、2020年6月24日に予定していた公開日も新型コロナウイルスの影響で2020年12月23日に延期に。そして再度公開が延期され、2021年7月2日に全米公開予定となっている。
『トップガン マーヴェリック』のストーリーは…
フライトシーンのために1年の公開延期が決定された本作の撮影はさすがといったところで、パイロットたちが空を飛びかうシーンが多い本作でも、なんとCG合成のためのグリーンバックは使われていないという。オリジナル版で登場したグースの息子ルースターを演じるマイルズ・テラーが明かしたそんなエピソードを聞いた後では、映像がどれほど勢いのあるものかと考えるとワクワクしてしまうけれど、『トップガン マーヴェリック』の見どころはそれだけではないよう。
米Men’s Journalのインタビューに応じたマイルズは、数週間前に、『トップガン マーヴェリック』の完成映像を見たと明かす。妻でモデルのケレイ・スペリーと一緒に見たそうで、その時の感想を明かした。
「グースの子供を演じ、あの頃にパワフルに生み出された物語を続けるということで、そこには多くの歴史があるよ。観客が、僕が演じるキャラクターはオリジナル版のあの小さな子供だと気がつく時、それは心を揺さぶるだろうと思う。僕は(完成映像を)数週間前に見ることができたんだけど、ただただ圧倒されたよ。妻は、『これは私が今まで見たなかで1番の映画かもしれない』と言ってた。彼女は何回か泣いていたね」
『トップガン マーヴェリック』は、何度も泣ける! ケレイの反応から察するに、本作はかなり感情に訴えるものがあるよう。
マイルズが演じたルースターが、亡き父と親しかった友人であり、現在は自分の教官となったマーヴェリックとどのような関係を築くのかは、ここ数ヵ月ずっとファンの関心の的。そしてマーヴェリックの生徒として他にも複数の俳優が主要なキャラクターを演じることは明らかになっており、そのキャラクターたちが織りなすストーリーにも、かなり見応えがあるよう。また、本作にはヴァル・キルマー演じるアイスマンも前作より続けて登場する。(フロントロウ編集部)