プロが教える、アイライナーのタイプ別のメリット
ジェルやリキッド、ペンシル、パウダーなど形状やテクスチャーが異なる豊富な種類から選べるアイライナー。そんなアイライナーの種類には、それぞれ違ったメリットがあるという。
ロンドンのメイクアップアーティストであるジェナ・トリートは、「どのタイプのアイライナーも目元を強調することに変わりはないけれど、種類によって使いやすさや仕上がりが違うから、重視するポイントに合わせて選ぶのがオススメ」と米メディアGet the glossで話し、リキッド、ジェル、ペンシルタイプのそれぞれのメリットを明かした。
にじみを防ぎたいなら「リキッドタイプ」
リキッドアイライナーの最大の特徴は、とにかくにじみにくいこと。ジェナによると、リキッドアイライナーはすばやく乾いて油分や水分に強いため、長時間崩れないアイラインが叶うという。そのため、ヨレ防止を重視したい人や汗をかいても落ちないアイラインを探している人には、ぴったりのタイプだそう。
また、リキッドアイライナーはペン先が細いため、細いラインから太いラインまで調整して引きやすいのもメリット。
ラインで遊びたいなら「ジェルタイプ」
ジャーに入ったジェルアイライナーは、スルスルとなめらかな線を引くことができるのが特徴。ジェナは、「キャットアイラインなど目尻を際立たせたアイラインは、柔らかいテクスチャーで自由自在な線を引きやすいジェルタイプでつくるのがベストだと思う」と話し、目尻ラインを主張するアイラインも完璧に仕上がると絶賛。
ちなみに使用するブラシも大切で、毛が適度に硬く先端が斜めになっているものを選ぶのがオススメだとのこと。
ぼかして自然に使うなら「ペンシルタイプ」
くっきりとしたアイラインが引けるリキッドやジェルタイプにくらべると控えめな発色のペンシルアイライナーは、ぼかしやすいのがポイント。ラインで魅せるのではなく、肌になじませてナチュラルに仕上げたり、スモーキーなアイメイクを楽しんだりといったアレンジが可能。
ほかにもジェナによると、目の粘膜部分であるウォーターラインやまつげのスキマにアイラインを引きたい場合も、ペンシルアイライナーがもっとも適しているという。
意外と知らないことも多い、アイライナーのタイプ別のメリット。自分が重視したいポイントが優れているタイプを選んで、理想のアイラインを叶えてみては。(フロントロウ編集部)