マクドナルドの“つぶやき”に涙する人が続出
アメリカのマクドナルドではハッピーミール(Happy Meal)の名前で販売されている、ハッピーセット。レストランのいわゆる“お子様ランチ”に相当するセットメニューで、サイドメニューのポテトやソフトドリンクがすべてSサイズという特徴に加え、おまけとしておもちゃがついてくることから、一応、子供を対象とした商品ということになっている。
そんなハッピーセットにまつわる「悲しい事実」が大勢の人たちの涙を誘っている。
ネットを中心に「切ない」と話題を呼んでいるマクドナルド公式のツイートがこちら。
「ある日、あなたはそれが“最後”になるとも知らず、ハッピーセットを注文する」
one day you ordered a Happy Meal for the last time and you didn't even know it
— McDonald's (@McDonalds) November 24, 2020
ちなみに、ハッピーセットには年齢制限があるわけでもなければ、購入する際に年齢確認をされるわけでもないので、大人であっても買うことはできる。選べるソフトドリンクのなかにコーヒーや紅茶といった“大人向けのドリンク”が含まれていないことや、おまけのおもちゃがついてくるといった子供向けならではの特徴があるものの、大人が頼んでもなんら問題はない。しかし、子供から大人になるタイミングを境に「自然と買わなくなった」という人が恐らく大半だろう。
けれど、マクドナルドの公式ツイッターが指摘したように、「これが最後のハッピーセット」と心に決めて注文した人は少ないのではないだろうか?
上のツイートを読んで、「最後になるとも知らず食べたハッピーセット」のことを思い出した人が大勢いたようで、幼少期を思い出して涙する人たちが続出。「泣かせないで」「うぅ…(涙)」といったコメントが相次いだほか、「でも、いつか自分の子供や孫に買ってあげる日がやって来る」と、夢と希望にあふれた返信をする人も。また、普通のセットだと「量が多すぎるから」という理由で、大人になってもハッピーセットを頼んでいるという人も結構いるようだった。
マクドナルドの公式ツイッターの“中の人”が、なぜいきなりこのようなツイートを投稿しようと思ったのかは謎だが、話題作りとしては大正解と言えよう。(フロントロウ編集部)