MCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でトニー・スタークことアイアンマンの人工知能、F.R.I.D.A.Y.の声を担当した声優が、アイアンマン最期の瞬間の思い出を振り返った。(フロントロウ編集部)

※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。

公開から約一年半…色あせない映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』はマーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)の22作目の作品で、2008年に公開された第1作の映画『アイアンマン』から10年以上にわたって続いてきたシリーズの集大成のような作品。

 2019年4月26日に日本公開された本作は、『アベンジャーズ』ファンにとって色あせない人気を誇る名作であり、映画史における歴代の世界興行収入は第1位を誇るヒット作。

 そんな本作で、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でトニー・スタークことアイアンマンのサポートA.I.を務めるF.R.I.D.A.Y.(フライデー)の声優、ケリー・コンドンが、アイアンマンの“最期”の瞬間を演じるにあたって渡されたメモについて明かした。

F.R.I.D.A.Y.役の悲しみが伝わってくる“最期”

 トニーは映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界を救うために自らを犠牲にし、多くのファンにトラウマレベルの衝撃を与えた。

画像: F.R.I.D.A.Y.役の悲しみが伝わってくる“最期”

 しかし、その衝撃は演じている側にとっても相当ショッキングな出来事だったらしく、F.R.I.D.A.Y.の声優のケリーはアイアンマンの“最期”の瞬間を知った時、かなり取り乱した様子。

 ファンならご存知の通り、『アベンジャーズ/エンドゲーム』はネタバレ防止のために厳重な対策が敷かれていたため、完全な脚本を読んだのは、ロバートしかいないと言われている。

 そしてケリーはアイアンマンの死を知った時について、「彼が死んだ時『何てこと…』という感じだった。その時は『でも、希望はあるよね? 彼は完全には死んでいないはず』と思っていたんだけど、彼ら(スタッフ)は私の方を(本当だという感じで)見てきたから、私は『なんてことだ!』って反応した。私は完全に(この役を演じるのが)終わったと思った。そして『人生で一番悲しいことを言うかのような感じで言ってみて』って言われたから私はこう言ったの。『そんなのちっとも難しいことじゃない!終わってしまったんだから!』」と、悲痛な思いを振り返った。

画像: ケリー・コンドン

ケリー・コンドン

 F.R.I.D.A.Y.はJ.A.R.V.I.S(ジャービス)がヒーローのヴィジョンになってから、ずっとトニーに寄り添い、サポートしてきた人工知能。そんな役回りを演じてきたケリーが悲しくないワケがない。

 ケリーは今後F.R.I.D.A.Y.を演じることはないと自身で感じていたけれど、MCUのキャラクターは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のように、トニーが開発した技術を利用している可能性は高いため、もしかしたら他の作品で登場するかもしれない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.