ジェニファー・ロペスが美容業界に初の本格参入
51歳とは思えない美貌を維持し続けていることでも注目を集めるシンガー兼俳優のジェニファー・ロペスが、ビューティーブランドJLO BEAUTYを立ち上げることを公言したのは今年の夏ごろ。これまでにも、30種類に及ぶ香水をプロデュースしたり、コスメブランドのイングロット(Inglot)とコラボしたりと美容事業でも成功をおさめてきたジェニファーだけれど、本格的なビューティ業界への参入ははじめてであることから大きな話題となっていた。
その後11月の半ばには、ブランドのプロモーションヴィジュアルやムービーを公開し、それと同時にローンチ日が2021年の1月1日となることも発表。ジェニファーは自身のインスタグラムで、「これはたった一瞬の情熱から生まれたプロジェクトじゃなくて、30年間の夢が詰まったブランドなの。私のスキンケアの秘密をみんなにシェアするのが待ちきれない!」と語っていた。そして、ついにヴェールに包まれていた製品ラインナップがお披露目された。
注力したのは「エイジングケア」
ローンチに先駆けてJLO BEAUTYの公式サイトとインスタグラムで公開された商品は全部で8つ。高級感のあるローズゴールドを基調としたパッケージに包まれた美容液やブースター、アイクリーム、クリーム、シートマスク、サプリメントなどがラインナップ。そしてそのどれもがエイジングケアに特化しているのが、JLO BEAUTYの最初のコレクションの特徴。
ただ名前をブランドに掲げるだけでなく、こだわり抜いたものを提供したいというジェニファーは、エイジングケア製品をつくることにした理由について、「ボトックスやレーザーなどの施術をすることに対して決して反対ではないけれど、できるところまでは自然なアプローチでケアしてほしいと思っている」と米Glamourに明かした。
効果が感じられるエイジングケア製品をつくるため試行錯誤したそうで、なかでも力を入れたというのが、20回以上も試作を繰り返して生まれたという美容液「ザット・ジェイロー・グロウ・セラム(That JLo Glow Serum)」。この美容液には、ジェニファーが子供の頃に母から教わってからずっとスキンケアに取り入れているというオリーブオイルをはじめ、スクワランや日本酒発酵成分などが配合されており、瞬時に肌を引き締めながら、ふっくらとした肌にしてくれるという。
今回公開されたアイテムはどれもスキンケア製品だけれど、2019年の年末にジェニファーが行なった商標登録の書類には、アイシャドウやブロンザー、ハイライター、リップカラーの販売を予定しているとの記載があったと報じられている。奇跡の50代と呼ばれるジェニファーが仕掛けるビューティブランドが、この先どんな展開を見せるのか目が離せない。(フロントロウ編集部)