乾燥によるメイクの崩れを予防する裏ワザ
肌が乾燥していると、メイクのノリがよくなかったり、ベースメイクが崩れたりとかなり厄介。乾燥対策にはスキンケアでの保湿は基本だけれど、ベースメイクにひと工夫加えるだけで予防する方法もあるという。
メイクのプロが実践する、時間が経っても乾燥せずにツヤ肌を持続させる、ベースメイクの1ステップをご紹介。
ファンデの上からオイルを叩き込む
乾燥に負けないツヤ肌メイクを教えてくれるのは、元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォードやファッションアイコンとしても知られる米Vogue編集長のアナ・ウィンターなど多くのセレブに指名されるメイクアップアーティストのエドワード・クルス。
エドワードは、「クライアントの肌が乾燥しているときは、ファンデを肌に塗った後、少量のフェイスオイルを含ませたスポンジで肌をぽんぽんと叩くようにしている」と米Byrdieでコメント。ファンデの上からオイルで肌をコーティングすることで長時間乾燥せず、なめらかでツヤのある仕上がりになるという。また、とくに乾燥が気になる部分に重点的に取り入れれば、ファンデがシワに入り込むのも防いでくれるそう。
ちなみに使用するスポンジは、ビューティーブレンダーなど水で湿らせるのに適したタイプを選ぶようアドバイスした。
ファンデとオイルを混ぜ合わせるテクニックも
フェイスオイルを使ったプロのワザには、ファンデの上からたたき込む方法のほか、リキッドファンデとミックスして使用するという方法も。
アリアナ・グランデのメイクアップアーティスとしても知られるダニエル・チンチラは、「乾燥がひどい時は、手持ちのファンデーションに、アルガンオイルなどのフェイシャルオイルを混ぜることをオススメするよ」とアドバイス。
じつはファンデーションに保湿剤を混ぜるというテクニックは、セレブ御用達のプロが口々に語るテクニックで、肌がしっとりとして乾燥しにくくなるだけでなく、カサついた肌の上からでもファンデがしっかり伸びるようになるという。
メイクの邪魔になる乾燥を長時間ブロックする、プロのベースメイクテクニック。メイク中の乾燥をどうにかしたいというときにぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)