ライアン・レイノルズのママが悪口を代読
マーベル映画『デッドプール』シリーズで主演を務めるライアン・レイノルズと、MCU映画でこちらもヒーローのマイティ・ソーを演じるクリス・ヘムズワースが、SNS上でユニークな交流を見せた。
映画界屈指のジョーク好きであるライアンは、これまで映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』で共演したヒュー・ジャックマンと事あるごとにイジり合いを繰り広げてきたことで知られているけれど、そんな彼が今回、新たなターゲットとして狙いを定めたのがクリスだった。
ライアンはクリスにちょっかいを出すにあたって変わった方法を用いており、それは、自分の母親にクリスへの悪口を“代読”してもらうという方法。
ライアンは架空のフットボールリーグ「AGBO Superhero League」の企画の一環で今回の動画を投稿しており、ライアンの母タミー・レイノルズは動画を次のように始めている。「息子から、彼の友達について書いた文章を読んでくれるように頼まれたの。私は普段、自分の友達についてこんなことは言わないのだけど、どうしてもっていうことでね」
「クリス・ヘムズワースは、全員から最も好かれていないオーストラリア人です」とタミーはライアンが記したメモを代読。「念のため伝えておくと、ヒュー・ジャックマンの存在もありますが」とタミーは続けており、クリスへの悪口だとはいえ、因縁の相手ヒューにちょっかいを出すことも忘れないのが実にライアンらしい。
「カモノハシをヤッたボディービルダーのような見た目をしたちっとも魅力のない間抜け」と散々な言葉でクリスを罵った上で、タミーはさらにクリスへの悪口を続けたのだけれど、放送禁止用語を意味する「ピー」音でほとんどかき消されている。
その後、タミーは「ライアンのことを申し訳なく思う。これは私の責任。間違った育て方をしてしまったの」とクリスに謝罪の言葉を述べながらも、「『ワンダーウーマン』でのあなたはとても素敵だった!」と、出演してすらいない映画でのクリスの演技を称賛。同作にスティーブ・トレバー役で出演した“クリス・パイン”のほうのクリスと勘違いしていた、というオチになっている。
ライアンが投稿した動画はこちら。
To my fellow @agboleague superhero fantasy football players. I don’t trash talk. Even if it’s “required”. Even if it benefits the astounding work of @sickkids hospital. Disparaging others isn’t what heroes do. I was raised to treat friends with respect. #ChrisHevansprine. pic.twitter.com/a6XsNvsRwt
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) December 7, 2020
クリス・ヘムズワースの“パパ”が反応
一方、クリス・ヘムズワースもライアンに言われっ放しのままではなく、こちらは“父親”を持ち出してライアンからのイジリに反応。
とはいえ、クリスが連れてきたのは実際の父親ではなく、衣装を担当しているダン・ブラックロック。クリスはダンを自分の父親ということにして、クリスは「よう、ライアン・レイノルズ。お元気? 君のママが僕についての悪口を話しているのを観たよ。酷い言われようだったね。だから、こちらも父親を呼んで、何点か伝えてもらうことにしたんだ」と語り、ダンを紹介した。
ダンはライアンについて「彼は最高の男だよ!」と絶賛したのだけれど、クリスがすぐさまこれを撤回。「彼は最高の男じゃないよ。ほら、この前話したじゃん。僕らが話したことを彼に伝えよう。彼のことは嫌いだろ? 最低の野郎で、大根役者で、君が世界一嫌っているカナダ人が彼なんだからさ」とクリスは語り、ダンとライアンの悪口を言い合っていたことにして彼に言い返した。
クリスが投稿した動画はこちら。
(フロントロウ編集部)