「恋人たちのクリスマス」が初の全英チャート1位獲得
これまでに19曲の全米No.1ヒットを世に送り出し、2億枚を超える全世界トータル・セールス、グラミー賞をはじめ数々の世界的アワード受賞歴を誇る世界的歌姫マライア・キャリー。「クリスマスの女王」の異名を持つ彼女の代表曲「恋人たちのクリスマス」は、昨年、全米シングル・チャートで発売25年を経て初の全米チャート1位を獲得し、その後3週連続で1位をキープ。2020年頭にはマライアが全米シングル・チャートで'90、'00、'10、'20年代の4つの年代にわたり1位を獲得するという史上初の快挙を達成。
そんなホリデーシーズンに必ずといっていいほど耳にする楽曲「恋人たちのクリスマス」が、発売から26年経った2020年に初の全英シングルチャート1位を獲得した。昨年の全米チャート1位に引き続き、クリスマスの女王の意地を見せつけた。
マライアは今年デビュー30周年を記念して10月にアルバム『レアリティーズ』を発売。日本のファンへのスペシャルな贈り物として国内盤のみ“洋楽史に残る伝説のライヴ”と称されるマライアの1996年初来日公演での神がかったライヴ映像をBlu-rayで収録し大きな話題に。
さらに12月11日には彼女のデビューのきっかけでもありシンデレラ・ストーリーのはじまりともいえる30年前の“デモテープ”音源収録の「ヒア・ウィ・ゴー・アラウンド・アゲイン」と、日本を代表するアーティストYELLOW MAGIC ORCHESTRAによる名曲「Firecracker」をサンプリングした「ラヴァーボーイ (Firecracker Original Version)」を収録したカセット・シングルを発売したばかり。
また、デビュー30周年の締めくくりとして、先日Apple TV+でホリデー・スペシャル番組『マライア・キャリーのマジカル・クリスマス・スペシャル』(原題:Mariah Carey’s Magical Christmas Special)を配信。番組にはアリアナ・グランデ、ジェニファー・ハドソン、スヌープ・ドッグ、ジャーメイン・デュプリとった豪華アーティストほか、マライアの双子の子どものモンローとモロッカンも出演し、全世界にとって2020年という試練の多い特別な年のクリスマスを明るくハッピーに盛り上げるスペシャルな内容として話題となった。(フロントロウ編集部)