メニューに書かれた「言葉」にツッコミが相次ぐ
アメリカのマクドナルドで最近発売がスタートしたお得なバラエティパック、その名もチキンパック（Chicken Pack）が「全然2人前じゃない」と話題になっている。
きっかけはある女性がTikTokにアップした動画。マクドナルドのドライブスルーで注文をしようとメニューに目を通していた際、チキンパックの欄に「2人前」と書かれていることに気づいた女性は、記載されているチキンパックの中身と対象人数があまりにもかけ離れていることに目を疑ったという。そのことを証拠の動画とともにTikTokに投稿したところ、瞬く間に拡散され、その事実が大勢の人たちに知れ渡ることに。
メニューによると、チキンパックの中身はマックチキンサドイッチが4個、チキンマックナゲットが20ピース、そしてマックフライポテト（Mサイズ）が4個。1人につきマックチキンサンドイッチを1個とするならば、「サンドイッチ（1個）、ナゲット（5ピース）、フライドポテト（1個）」でちょうど“4人前”ということになる。しかし、メニューにははっきりと「Serves 2（2人前）」と書かれている。
少々読みにくいが、米イリノイ州のマクドナルドがFacebookに投稿したメニューの画像にも「Serves 2（2人前）」と書かれていた。
“日本人よりもアメリカ人のほうが大食い”という勝手なイメージを抱いている人も多いと思うが、そんなアメリカ人から見ても「2人前」と言える量ではなかったようで、「2人前じゃなくて『2家族分』の間違い？」、「この量とカロリーを2人でたいらげろだなんて、マクドナルドは俺たちに『死ね』と言ってるのか」といったツッコミが相次いでいる。
ちなみに、上のメニューの左側にあるセットも、ビッグマックが2個、チキンマックナゲットが20ピース、そしてマックフライポテト（Mサイズ）が2個とかなりボリュームたっぷりの内容で、チキンパックと同じく「2人前」と記載されているが、こちらはバーガーとポテトが2個ずつなので「2人前」という主張にも納得できる。
果たして、単なる表記ミスなのか？ それとも、マクドナルドはこれだけの量をたった2人で完食できると本気で思っているのか？ 現時点では、真相は闇のままとなっている。（フロントロウ編集部）
