新作『デス・バイ・ロックンロール』をリリースするプリティー・レックレス
ドラマ『ゴシップガール』のジェニー・ハンフリー役などで知られるテイラー・モムセンがフロントウーマンを務めるロックバンド、プリティー・レックレスがバンドとして4年ぶりのミュージックビデオとなる「25」のミュージックビデオを公開した。
プリティー・レックレスはニューアルバム『デス・バイ・ロックンロール(Death By Rock And Roll)』を2021年2月12日にリリースすることが決定しており、「25」は同作に収録される楽曲となっている。
テイラーを中心に2009年に結成されたプリティー・レックレスは、2010年にデビューアルバム『ライト・ミー・アップ(Light Me Up)』をリリースして本格的に活動をスタートさせた。翌2011年には日本のサマーソニックに出演するなど、精力的に活動を続けてきたバンドは、2016年に前作『Who You Selling For(フー・ユー・セリング・フォー)』をリリース。今年5月になって、新たにロックの名門であるフィアレス・レコードと契約を結んだことが発表された。
「25」のミュージックビデオが公開
新作『デス・バイ・ロックンロール』からは、これまでにタイトルトラックとなる「Death By Rock And Roll」、「25」、「Broomsticks」の3曲が公開されていたが、今回、「25」のミュージックビデオが公開された。これは、前作『フー・ユー・セリング・フォー』からの一連のミュージックビデオ以来、バンドにとって実におよそ4年ぶりのミュージックビデオとなっている。
「25」は、25歳まで生きることができたことと、その葛藤について歌った楽曲になっていて、現在27歳のテイラーは次のように歌っている。「25歳になって、まだ生きてる/予想していたよりも長生き/25歳の時に、希望はすべて消えてしまった/私の意思でできたガラスは割れて/手の中で粉々になる」。
テイラーは25歳になった2017年、自身のヒーローで、バンドとしてサポートアクトも務めたこともあるロックシンガーのクリス・コーネルの死を経験したほか、2018年には長年にわたってバンドのプロデューサーを務めていたカトー・カンドワラを亡くしており、「25」ではそのことについて言及していると見られている。
ビデオは、様々なドレスに身を包んだテイラーが、歌うことで悲しみと向かい合い、それを乗り越えようとするという内容になっている。
「25」のミュージックビデオはこちら。
(フロントロウ編集部)