じつはカミラ・カベロについて書いた曲だけじゃない!?
先日、待望のニューアルバム『Wonder(ワンダー)』をリリースしたシンガーのショーン・メンデスが、自身の過去数年間の軌跡に密着したNetflixのドキュメンタリー番組『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』のなかで明かした、“これまでに作った曲はすべて恋人のカミラ・カベロを思って書いたもの”という発言の真意を語った。
ご存じない方のために説明すると、『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』のワンシーンで、ショーンは「僕の曲がラジオとかで流れた時、(カミラに)『全部、君のことなんだ。すべて君のことを思って書いた曲だったんだ』と伝えたら、彼女に『どういう意味?』って言われた。だから、『何もかもすべて君のこと。これまでに書いた曲はすべて君について書いたものなんだよ』って答えた」と、驚きの事実をさらっと口にして大きな話題になった。
ショーンがカミラと交際する数年前から彼女に片思いをしていたことは、ファンのあいだではすでに知られた話だったので、その話を聞いて「素敵」「ロマンチックすぎる」といった反響があった一方で、過去の楽曲の歌詞を振り返ってみると、カミラに当てはまらない内容のものもいくつかあることから、「本当に全部カミラについて書いた曲なの?」と疑問を投げかけるファンも。
そんななか、SNSに届いたファンからの質問やコメントに答えたり、ウィキペディアに書かれた内容の真偽を確かめ、場合によって自ら編集したりする米GQの人気動画企画に登場したショーンが、「全部カミラについて書いた曲だって言ってたけど、『Where Were You In The Morning(ホエア・ワー・ユー・イン・ザ・モーニング)』はどの時期に当てはまるのかな?」という質問に返信した内容によって、先ほどの疑問が解消された。
ショーンは、“全部カミラについて書いた曲”というのは、正確には「特定の人物について書かれた曲は、すべてカミラについて書いた曲」という意味であったことを説明すると、名前が挙がった「Where Were You In The Morning」は「実在する人について書いたものではない」と説明。続けて、シンガーソングライターは時に実際には経験したことがないことでも、「“こうだったらいいな”という願望をもとに曲を書くことがある」と言うと、「Where Were You In The Morning」もそのうちのひとつであったことを明かした。(フロントロウ編集部)