『ザ・ボーイズ』で男性器ロボットことラブ・ソーセージに巻きつかれたMM役のラズ・アロンソが、その恨みを復讐するために“あるプレゼント”をショーランナーのエリック・クリプキにプレゼント!(フロントロウ編集部)

2020年でもヒットを記録したアマプラの『ザ・ボーイズ』

 2020年も残すところ約1週間。今年は新型コロナウイルスの影響でショービズ界にも大変動が起き、多くの映画やドラマの発表が延期された。そんななかでも大ヒットを記録した作品はあり、とくに動画配信サービスのオリジナルシリーズは今年も好調だった。

 動画配信サービスにはAmazonプライム・ビデオやNetflixがあるけれど、Amazonプライム・ビデオによる『ザ・ボーイズ』のシーズン2は日本でも大人気に。新キャラクターも加わり、シーズン3への展開が気になるところとなっている。 

『ザ・ボーイズ』衝撃と爆笑のシーン

 そんな『ザ・ボーイズ』シーズン2の名シーンと言われ思い浮かぶものはいくつかあるけれど、美術班の努力の結晶「ラブ・ソーセージ」にMMが巻きつかれるシーンは視聴者に驚きと爆笑を届けた。

 エピソード6で発生したこのシーンは、フレンチー、キミコ、そしてMMが潜入した精神病院セージ・グローブ・センターで、コンパウンドVを投与されて特殊能力をゲットした患者によって伸び縮みする男性器「ラブ・ソーセージ」で攻撃されるというもの。このロボットのためにショーランナーのエリック・クリプキは何時間にもわたって会議を行ない、さらに撮影後にはCGでエフェクトをかけたほどの熱の入れようだったという。

 ラブ・ソーセージはファンからは大人気となったので、エリックは、MMとラブ・ソーセージのシーンはあれが最後ではないと言っていたのだけれど、巻きつかれた本人のMM役であるラズ・アロンソはまたラブ・ソーセージと再会するのは嫌だと態度に出していた。

ラズ・アロンソがエリック・クリプキにプレゼント…

 そんななかラズが、そんな態度になってしまうほど嫌なラブ・ソーセージを生み出したエリックに“復讐”…! 彼の復讐方法は…、“ラブ・ソーセージなマフラー”をエリックにプレゼントする!

 復讐とはいえ、ある意味めちゃくちゃ愛のこもったプレゼントを受け取ったエリックは、まったく嫌がることなく喜んだ様子で、MMの名シーンと自分の着用図を並べてこうツイートしていた。

 「ラズ・アロンソは10フィート(約3メートル)のペニスに巻きつかれたことに、ずっと復讐したかったんだよね。昨日、彼はそれを果たした。ラズ、ホリデーギフトをありがとう!# どっちのほうが似合ってる # ラブ・ソーセージ」

 そしてもちろん、これは復讐という名のラズからの愛がこもったジョーク。ラズもエリックにこうメッセージを送った。

 「そのソーセージのマフラーには愛が詰まってるんだ、クリプ!!!ハッピーホリデー、兄弟よ」

 ちなみに、ラブ・ソーセージがMMの首に巻きつくというシーンは、1番最初の脚本には書かれていなかった。ラズはブッチャー役のカール・アーバンがそのシーンを生み出した犯人だと思っているため、カールにも同じようなプレゼントが送られているかも…?(フロントロウ編集部)

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