社会現象になった映画『トワイライト』でブレイク
ロバート・パティンソンは、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリー役で長編映画デビューした後、欧米でヴァンパイア・ブームを巻き起こした映画シリーズ『トワイライト』の主演エドワード・カレン役で大ブレイク。
2008~2012年のあいだに全5作がリリースされた『トワイライト』シリーズは、累計で3,600億円以上の興行収入を稼ぎだし、2020年になった今でも、史上最もヒットした映画シリーズのトップ20にランクインしている。
そんな大ヒットシリーズで、当時交際していたクリステン・スチュワートと共に主演を務めたロバートは、社会現象と言えるレベルのスターとなり、世界中に熱狂的なファンが存在した。その熱狂ぶりには、ロバート自身も当時、「(映画が)大成功したことはもちろんうれしく思う。でも僕やクリステンを取り巻く個人崇拝には恐怖を感じる」と、米Contactmusicに明かしたことがある。
ロバート・パティンソン、ストーカーをデートに誘うも…
ロバートにはストーカーまがいの行為を行なうファンも少なくなかったそうだけれど、そんな彼には、ストーカー女性とのすごいエピソードがあった。それが起きたのは、ロバートがスペインで映画の撮影をしていた2008年のこと。
長い撮影のためにスペインでアパートを賃貸していたというロバート。するとアパートの前で、同じ女性を毎日見かけるように。女性はずっと建物の外にいたそうで、「僕のアパートの前に、何週間も、毎日、1日中ずっと立っていたんだ」というロバートの説明からも過剰な執着が見て取れる。事実、この件をニュージーランドのCrème誌に明かしたロバートは、女性を「ストーカー」と呼んでいる。
一般的にはこういう場合はセキュリティなどに報告して対処をしてもらうのだけれど、ロバートはなんと、女性をデートに誘うことに! 「あまりにも退屈していたうえ孤独を感じていたから、出かけて、彼女と一緒にディナーに行ったんだ」とロバート。
セレブがファンをディナーに誘うなんてすごい話だけれど、ストーカー行為をしている相手を連れ出すなんて、なんとも奇想天外な展開。ただこの話には、さらに驚きのオチが待っていた。
ロバートはこう話す。「(食事の席で)自分の人生についてのあらゆることに対するグチをずっと話してたら、彼女、そのあとは一回も戻ってこなかったんだよね」。
つまりロバートいわく、文句を並べるロバートの姿にドン引きした女性は、アパート前での出待ちをやめたということ。雑誌では続けて、「(会話をすると)みんな、2分くらいで僕に飽きちゃうんだよね」とコメントしたロバート。ストーカーの熱も冷ましてしまうほどのグチとは、一体どれだけのものだったのだろうか。
(フロントロウ編集部)