ジェフ・ベゾス氏が立ち上げたAmazon
1994年にジェフ・ベゾス氏によって設立された「Cadabra, Inc.」は、その後「Amazon.com, Inc.」となり、今では知らぬ人はいない。
アマゾンでは手に入らないものはないという品揃えを誇り、しかも当日に届け先に届くこともある。そしてkindle本やAmazonプライム・ビデオのコンテンツでも人を楽しませており、人々の生活におけるアマゾンの影響力は計り知れない。
そんなアマゾンの運営のためには、もちろん世界各地に巨大な倉庫があり、毎日大量の商品が届けられたり発送されたりしている。そんな倉庫で働く従業員の姿を映したCMがあるのをご存知だろうか?
Amazonの倉庫で働くってどんなかんじ?
日本のアマゾンも倉庫で働く従業員に取材した動画を公開しているけれど、本国アメリカのアマゾンももちろん同様の動画をシリーズ化している。企業PRを担う動画なので、当然のことながらポジティブな内容となっているのだけれど、本当にあんなにポジティブな雰囲気なのだろうか?と疑ってしまう人がいても不思議ではない。
ある人物もそう考えたようで、アマゾンの倉庫で働いているユーザーに米Redditで、「あのCMってどれぐらい正確なの?」と質問した。その質問を投げかけられた人物の答えは…?
「う~ん。もちろん、人々は(CMのように)笑顔でハッピーな感じで歩いてはいないよね」
ですよね、と思わず笑ってしまうような的確な答えを返したユーザー。でも、その意図はアマゾンがブラック企業だと言いたいわけではなく、仕事中にそこまで笑わないよねということのよう。そして倉庫は実際のものだとして、「もちろんだけど仕事だから。でもあれらは本物の倉庫で撮影されてるから、もし建物の内部のことを言ってるのであれば、あれがリアルだよ」と続けた。
ちなみに、アマゾンのCEOであるベゾス氏は、世界で最も資産を持つ人物として知られている。一方で倉庫などで働く従業員の賃金が低いことは問題となってきた。それについても質問されたユーザーは、高校を卒業したばかりの年齢だそうで、週4日のシフトにしては納得できる金額をもらっているとした。また、倉庫のなかでも様々な種類の仕事があり、死ぬほどつまらない仕事の時もあったけれど、今は楽しい仕事に移ったそう。(フロントロウ編集部)