ジャスティン・ビーバーがトム・クルーズに再びちょっかいを出す
2020年の大晦日に行なった約3年ぶりのコンサートが大盛況に終わったシンガーのジャスティン・ビーバーが、映画『ミッション:インポシッブル』シリーズなどの出演作で知られる俳優のトム・クルーズを再び挑発してファンをザワつかせている。
さかのぼること約1年半前。突如、ジャスティンが「トム・クルーズとオクタゴン(※)で対戦したい。トム、もし試合を断ったら、君は臆病者ということになり、一生後悔することになる」と、ツイッターを通じて挑戦状を叩きつけたことで、それまでほとんど接点のなかった2人のあいだにバトルが勃発。といっても、ジャスティンのほうが一方的に喧嘩をふっかけただけで、トムが一連の騒動に言及したことは一度もないが、ジャスティンはそれ以降も度々この件をネタにしてきた経緯がある。
※※世界最高峰の格闘技団体とされる「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の八角形の試合場。
そして、ほとんどの人たちが例の騒動について忘れかけていた2021年の年初め。ジャスティンが再び自身のインスタグラムにトムを挑発するような発言を投稿した。
「トム・クルーズは終わった」
このコメントとともに投稿された写真は、ジャスティンが1月1日の深夜0時ちょうどにリリースした新曲「Anyone(エニワン)」のミュージックビデオのワンシーンで、同MVのなかでジャスティンは愛する女性に支えられながらトレーニングに励み、決死の覚悟で大事な試合に挑むボクサーの役を演じている。
なぜこのタイミングでジャスティンがトムの名前は引き合いに出したのかは謎だが、ファンは大盛り上がりで、ロック様の愛称で親しまれる元プロレスラーで、映画『ワイルド・スピード』シリーズなどの出演作で知られる俳優のドウェイン・ジョンソンも、「稲妻を喰らい、雷を握りつぶせ!やっちまいな!」と煽るようなコメントを残している。ちなみに、「稲妻を喰らい〜」は映画『ロッキー』でミッキーが口にする名台詞として知られる。
前回同様、今回の発言も単なるおふざけだと思うが、トムの名前を借りたおかげで新曲の宣伝としては百点満点と言えよう。(フロントロウ編集部)