サイモン・ペッグとニック・フロスト
イギリス映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』からなるスリー・フレーバー・コルネット3部作で有名なサイモン・ペッグとニック・フロストは、日本でも人気なコメディアン、俳優、脚本家であり、親友同士であることは有名。
その他にも映画『宇宙人ポール』や、2020年に配信開始となったAmazonプライム・ビデオのドラマ『トゥルース・シーカーズ 〜俺たち、パラノーマル解決隊〜』などが代表作としてあり、2017年には一緒に制作会社Stolen Pictureを立ち上げている。
酔っぱらったサイモンとニックが森で…
そんなサイモンとニックは、過去にはなかなか危険な出来事も一緒に経験してきたよう。サイモンによると、ある時、なんと4リットルものサイダー(リンゴ酒)を飲んで酔っぱらったまま歩いていた森の中で起こった、ニックが「絶対に許してくれない」という思い出があるという。そしてニックが、当時のことを英SFX Magazineで振り返った。
「サイモンが『もう行こう。中華食べよう』って言ったんだ。その帰り道で僕は滑ってしまって、頭を丸太にぶつけて意識が無くなった。でもサイモンは、僕がふざけてるだけだと思って、そのまま行ってしまったんだ。僕が数時間後に戻った時には、彼は座って中華を食べてたよ」
まるで、2人の映画にいかにもありそうな展開。しかしこれは現実に起こったことなので、ニックのケガが酷かったり、酔った状態で放置されたりしたことが原因で最悪の結果を引き起こしていた可能性もあるため、まさに危機一髪。
しかし2人にとっては笑い話に出来るエピソードとなっているようで、サイモンは“想像すると面白すぎる”とファンが喜ぶ、さらなる結末を話した。
「ニックは長いことお遊びをやってるなって思ってた。ドアを開けたらずぶ濡れの彼がいて、『僕を置いて行ったな!』って感じだったね」
もちろん、森で転んで意識を失った親友を置いていくだなんてことは真似をしてはいけないけれど、まずそんな状況に陥ることもめったにない…?
ちなみに、サイモンの代表作の1つである『ミッション:インポッシブル』シリーズの7作目は現在制作中で、現時点では2021年11月に全米公開予定。サイモンはベンジー・ダン役でふたたび登場する。(フロントロウ編集部)