『ワイルド・スピード9』で初登場、ドミニクの弟
大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』の9作目であり、新型コロナウイルスの影響のなか公開が最も待ち望まれている作品の1つと言っても過言ではない『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。
ヴィン・ディーゼル演じるドミニク(ドム)はもちろんのこと、多くのワイスピファミリーが帰ってくるけれど、やはり大注目は、サン・カン演じるハンの復活、ジョーダナ・ブリュースター演じるドムの妹ミアの久しぶりの登場、そしてドムの弟ジェイコブの初登場!
ジェイコブを演じるのは、プロレスラーであり、映画『バンブルビー』などに出演してきた俳優でもあるジョン・シナ。その体格の良さは、ドムの弟としてぴったり。
しかし、妹のミアはドムと親しく、さらにポール・ウォーカー演じるブライアンと結婚したけれど、ジェイコブはドムと非常に不仲。『ワイルド・スピード ICE BREAK』より登場した、シャーリーズ・セロン演じるサイバーテロリストのサイファーと組み、ドムと対立する…。
ジョン・シナ、兄弟への思い
予告編からも分かるとおり、本作でも超絶迫力のカーアクションは存分に楽しむことができ、ドムとジェイコブの兄弟対決のシーンも“かっこ良い!”と叫びたくなるほど。その映像はやはり高音質×大画面で見てほしいようで、ジョンは、「『Fast 9』は、間違いなく映画館に行く理由だ」と、現在のところ2021年5月28日に全米公開予定となっている本作は劇場で見てほしいとコメントしている。
そんなジョンは、彼自身も兄1人と弟3人を持つ5人兄弟の1人。彼も、もちろん兄弟とはケンカを経験してきたそうだけれど、その関係性について、英Total Filmのインタビューでこう話す。
「血は水より濃いという古くからの言葉があるだろう。4人の兄弟がいる僕自身、人生におけるすごいケンカは身内が相手だった。まるでそれは当たり前のように許されることのようだ」
家族だからこそケンカになってしまう。ジョンは、ジェイコブの存在はドムにとって最も大きな障害になるだろうと話した。
予告編では、ヘレン・ミレン演じるデッカード・ショウの母親マグダレーン・ショウが、「家族の愛より強いものはない。それを怒りに変えた彼(ジェイコブ)は危険よ」と、ドムに話すシーンも確認できる。血のつながったファミリーであるドムとジェイコブはどうなるのか。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年5月28日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)