“ジンジャーヘア”が再ブレイクの予感
Netflixのオリジナルドラマ『クイーンズ・ギャンビット』は、米ソ冷戦時代を舞台に、天才的なチェスの才能を持つ少女ベス・ハーモスが、薬物やアルコール依存に悩まされながらもチェスの最高位であるグランドマスターを目指すという物語。
チェスという硬派なテーマでありながら、ベス役を演じたアニャ・テイラー=ジョイが劇中で披露したファッションやメイクなども大きな話題を呼び、記録破りの大ヒット作となった。
なかでも注目を集めているのは、アニャが演じるベスのトレードマークでもある、燃えるような「ジンジャーヘア(赤毛)」。
ポップな色合いでありながら、落ち着いた印象も与えてくれるオシャレなヘアカラーだと、海外で人気急上昇。しかも、アッシュやグレージュなどのカラーに比べると色落ちしにくく、手軽でメンテナンスもしやすいと、新型コロナウイルスの影響下で再ブレイクの兆しを見せている。
米シカゴに拠点を置くヘアサロン「Maxine Salon」で活躍するカラーリストのカリッサ・ショーも、2021年のトレンドヘアのなかで、最もホットなヘアカラーだと予想。カリッサは「(ベスが見せた)スタイリッシュで洗練されたカラーは、古い印象のジンジャーヘアを新しいものに変えてくれた」と米Nylonで話している。
セレブも夢中!真似してみたい「ジンジャーヘア」
実はここ最近、人気モデルのベラ・ハディッドや俳優のルーシー・ヘイルなども取り入れるなど、セレブの間でもジンジャーヘアは人気を集めている様子。今回は、次のヘアカラーの参考になりそうなジンジャーヘアをピックアップ。
ルーシー・ヘイル
俳優のルーシー・ヘイルは、ここ数年キープしていた黒髪ボブから、レトロ可愛いジンジャーヘアにイメチェン。春にピッタリのふんわりと柔らかな印象に仕上げている。
ベラ・ハディッド
モデルのベラ・ハディッドは、前髪やサイドだけを染めた顔まわりハイライトに挑戦。トーンの異なるジンジャーカラーで染めるという、オシャレ上級者向けのヘアスタイルを披露した。
ジュリアン・ムーア
俳優のジュリアン・ムーアは、少し深みのある柔らかなジンジャーカラーをチョイス。全体をラフにコテで巻いてウェーブヘアに仕上げ、こなれ感のあるスタイルに。
バレイヤージュで動きをプラス
暗めのトーンのジンジャーヘアが好みの場合は、バレイヤージュで取り入れるのもアリ。ナチュラルな色合いを残しつつ、髪に動きと華やかさを与えてくれる。
海外で人気を集めるジンジャーヘア。次はどんなヘアカラーにしようか迷っている人は、これを機にジンジャーヘアにチャレンジしてみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)