謎が隠れたシットコム『ワンダヴィジョン』
マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマとして、1月15日よりディズニープラスで日米同時配信されるドラマ『ワンダヴィジョン』。MCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後を舞台に、アベンジャーズ内のカップルとしてお馴染みのワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)がアメリカ郊外で幸せな結婚生活を送る。
本作はマーベル・スタジオ初のシットコム(シチュエーション・コメディ)で、エピソードごとに1950年代〜現代という別の時代設定で描きながら、『奥様は魔女』や『ザ・ディック・ヴァン・ダイク・ショー』、『アイ・ラブ・ルーシー』など、アメリカを代表する人気シットコムにインスパイアされた演出が登場する。
マーベル・スタジオとしては新境地となるシットコム形式で描きながら、その裏にはMCUに属する作品らしい謎とミステリーが渦巻いている、という異色作。海外から届いたファーストレビューでは高評価を獲得している。
エリザベス・オルセン、『フルハウス』にも触れる
エリザベス・オルセンが主演の1人を務めるシットコムと聞いて気になるのが、やはり、大人気シットコム『フルハウス』のこと。
エリザベスは、『フルハウス』でミシェル・タナーを2人1役で演じた双子のアシュレー&メアリー=ケイト・オルセンの妹。幼い頃は姉たちに付き添って多くの時間を『フルハウス』のセットで過ごしたそうで、エリザベス自身も1995年に全米放送されたエピソードで“花を持った少女”という役でエキストラ出演した。
では、『ワンダヴィジョン』に『フルハウス』のオマージュは登場するのか? この質問に、エリザベス本人が回答。米Access Hollywoodのインタビューに登場したエリザベスは、「(『フルハウス』への)ウインクがある」と、『ワンダヴィジョン』の中で『フルハウス』を思い起こさせるシーンが取り入れられていることを認め、「そのエピソードはほとんどが『ファミリータイズ』を引用してるんだけどね。そのエピソードのインスピレーションは基本はそれ(※ファミリータイズ)なんだけど、ちょっとしたウインクをする。(ウインク)しないわけにはいかないでしょ。すごくビッグな番組だったんだから!」と続けた。
ドラマ『ワンダヴィジョン』は1月15日(金)に、ディズニーの公式動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)にて日米同時配信される。(フロントロウ編集部)