女性詩人、ディキンスンの人生を描くヘイリー・スタインフェルド主演ドラマ
ドラマ『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』は2019年11月1日から、Appleの動画配信サービスApple TV+で始まった、1話30分、全10エピソードのドラマ。米批評サイトRotten Tomatoesでは90%の観客スコアを獲得している人気作品で、すでにシーズン3の制作が決定している。
主演を務めるのは、Disney+ (ディズニープラス)にて配信されることが決定しているマーベルのドラマシリーズ『ホークアイ』に、ケイト・ビショップ役で出演し、シンガーとしても活躍している売れっ子のヘイリー・スタインフェルド。
そんな本作のシーズン2が、2021年1月8日よりついに配信開始となる。
主人公は、19世紀に活躍した女性詩人のエミリー・ディキンスン。日本では、「ディキンソン」と言われることも多い彼女は、生前は無名だったものの、死後残された1700篇以上の作品が評価された。
皮肉屋で、豪快なディキンスンの奔放な人生を、現代の軽快なダンス音楽に合わせて大胆に表現していく『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』。結婚が女性のゴールとされた19世紀において、キャリアを築こうとしたり、女友達との秘めたロマンスを楽しんでいたり…、時代には早すぎた彼女の、キラキラ輝く視点から、社会・性別・家族の価値観をぶち壊す。
「シーズン2ではシーズン1にはなかった、新たなレベルの洗練さと高揚感が生まれる」
主演のヘイリー・スタインフェルドは、米TV Lineにインタビューで、「私がいつも番組に対して感じていたことだけれど、エピソードごとにどんどん良さが上がっていくの」と、本作に寄せる思いを明かした。
さらに、「シーズン2ではシーズン1にはなかった、新たなレベルの洗練さと高揚感が生まれる」と、ショーへの期待も高まるコメント。
シリーズのクリエイターで、エグゼクティブ・プロデューサーのアレーナ・スミスは「このシーズンは心理スリラーのようなものになった」と述べ、「ディキンスンのような繊細なアーティストがスポットライトを浴びると、どうなってしまうのかについて描かれている」と語り、シーズン2にはシーズン1の時にはなかった繊細さがあることを明かした。
シーズン1では、親友であり秘密の恋人だったスーとの関係が視聴者の涙を誘ったけれど、シーズン2ではディキンスンを取り巻く人間関係がより複雑になるようで、ヘイリーは、「シーズン1の後はこれ以上複雑になることはないと思っていたけれど、それは大間違いだった」とも語っている。
Apple TV+のドラマ『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』は、2021年1月8日より配信スタート。(フロントロウ編集部)