今っぽい目元が叶う「スマッジアイライン」
スマッジアイラインとは、アイラインを引いたあとに、ブラシやスポンジなどで“線をぼかす(スマッジ)”メイク法のこと。横幅をアップさせるという跳ね上げアイラインの良さを活かしつつ、自然になじみやすいため、今っぽいニュアンスのある目元を叶えてくれる。
しかし、なかには「アイラインが滲んでパンダ目になりそう」や「時間が経つと消えちゃうのでは?」と思っている人もいるいるはず。
そこで、今回はランコムのビューティアドバイザーであるオリヴィア・トンプソンとマルワ・カーマスが、スマッジアイラインの正しい描き方を米Makeup.comで紹介した。
コツ1.スマッジしやすいアイライナーを用意する
はじめに、スマッジしやすいアイライナーを用意する。リキッドタイプなどのアイライナーは乾きやすいため、クリーミーなテクスチャーのペンシルタイプ、もしくはジェルタイプを使うのがオススメだという。
ちなみに、オリヴィアのオススメはランコムの「ル スタイロ ウォータープルーフ アイライナー」。オリヴィアは「(このアイライナー)は非常に黒く、これらのタイプのメイクに適してる。ペンシルの先端にスマッジ用のスポンジが付いているから、キレイなスモーキー感を作りだすことができる。テクスチャーもなめらかなだから、濡れてもスマッジしやすく、一度乾けば一日中崩れないよ」と説明する。
コツ2.アイラインの上から黒のアイシャドウを重ねる
次に、好みのアイライナーを使って、いつも通りに跳ね上げアイラインを引いていく。あとで目尻をぼかすためラインを伸ばしすぎないのがポイント。
跳ね上げアイラインができたら、黒のアイシャドウを小さめのブラシにのせ、ラインをぼかしていく。マルワいわく、黒のアイシャドウを使うことでピタッと密着し、崩れにくいキレイなスマッジアイラインに仕上がるという。
うっかり失敗してしまっても大丈夫。メイク落としシートを指に巻きつけて、アイライナーの汚れやはみ出しを拭き取れば、一からメイクをやり直す心配もないとマルワは言う。
黒アイシャドウの単体使いはNG?
「黒のアイシャドウだけで、このルックを再現しようとする人が意外と多いんだよね」と語るオリヴィア。しかし、オリヴィアは「アイライナーを引いたあとに黒のアイシャドウをのせること自体は、色持ちを良くするからいいけれど、単色使いはオススメしないな。とてもヨレやすくて、顔全体にアイシャドウが粉飛びするだけだよ」と忠告。
また、マルワは「スバッジアイラインをするときに最もよくある間違いは、アイシャドウとアイライナーをしっかりブレンドしないこと」と指摘。洗練されたスマッジアイラインを作るためには、「必ず時間をかけてブレンドすることが大事」とアドバイスした。
(フロントロウ編集部)