『ワイスピ』最新作でついに「あの人」が念願のハンドルを握る

ついにヘレン・ミレンの夢が叶う！

　日本で『ワイスピ』の愛称で親しまれる映画『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で、マグダレーン・ショウ役の大御所俳優ヘレン・ミレンが念願のハンドルを握ることが、主演のヴィン・ディーゼルの口から明かされた。

　シリーズ8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』で、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウの母で物語のカギを握る存在として登場したヘレンは、以前、米Yahoo! Moviesのインタビューでこんなことを語っていた。

　「『ワイルド・スピード』に出演したいという大きな野望を持っていたの。『ワイルド・スピード』で狂ったようなドライバーを演じたい。自慢じゃないけど、（車に乗るシーンで）私はいつも自分で運転してるの。（イギリスの人気の自動車情報番組）『Top Gear（トップギア）』に出演した時、非常に良いタイムを残したんだから。私はそれをアピールし続けてるんだけど、なぜか声がかからないのよね」

　かねてより“『ワイルド・スピード』で自分も運転したい”と切望していたヘレンだが、2021年公開予定の最新作でついにその夢が叶ったようで、ヴィンは米Entertainment Weeklyのインタビューで、「ネタバレは抜きにして…。いや、やっぱりちょっとだけネタバレすると、最新作で彼女（ヘレン）は運転することになる。最高だろ。彼女はハンドルを握るだけでなく、スマートな運転を披露するんだ」とコメント。

　じつは、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の予告編で、ほんの一瞬だがヘレン演じるマグダレーンが停車した車の運転席でハンドルを握り、「家族の愛ほど強力なものはない。それを怒りに変えたとしたら、それほど危険なものはない」と口にする場面が出てくることから、ファンのあいだでは“ついにヘレンが車を走らせるのでは”と言われていた。ヴィンは、マグダレーンがどういった経緯で運転することになるのかまでは明かさなかったので、すべての真相を知るには映画が公開されるのを待つしかなさそう。（フロントロウ編集部）

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