マーベルMCUがフェーズ4に突入
2021年1月15日に、ドラマ『ワンダヴィジョン』の配信がディズニープラスで開始されたことで幕が切られたマーベルMCUのフェーズ4。映画『ブラック・ウィドウ』の公開は少し先の2021年4月29日に予定されているけれど、ファンの熱気は上昇中。
2008年に大ヒットした映画『アイアンマン』から始まったフェーズ1から13年が経ち、ついにフェーズ4に突入したMCU。2019年に公開されたフェーズ3の作品で、アベンジャーズシリーズの完結編であり集大成の『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経て、今後どのようなものになっていくかは注目されているところ。
フェーズ4のファルコン主役ドラマ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって、キャップことキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業したクリス・エヴァンスは、同作の最後に、アンソニー・マッキーが演じるファルコン/サム・ウィルソンにそのシールドを渡した。そのことから、ファルコンが2代目キャプテン・アメリカになると見られているけれど、その詳細は明らかになっていない。
そんなファルコンと、セバスチャン・スタン演じるウィンター・ソルジャーが主人公のドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、2021年3月19日より、ディズニープラスで配信開始予定。
同ドラマでは、ジョン・ウォーカー(U.S.エージェント)というキャラクターが登場する。原作コミックでは、スティーブ・ロジャースが政府と不仲だった時に、“政府公認のキャプテン・アメリカ”としてヒーロー活動をしていた人物として描かれた。そして2020年1月に、そんなジョン・ウォーカーがキャプテン・アメリカのシールドを持っているところが目撃されており、ドラマでの展開が注目を集めている。
アンソニー・マッキー、フェーズ4での展望
期待のドラマで主演を務めるアンソニーは、ET Canadaのインタビューで次のフェーズについて質問された際に、マーベルは「僕を座らせて、演説をして聞かせてくれた」と明かし、どんどん広がるマーベルユニバースについて、制作陣の間で綿密な構想があると話す。そして、フェーズ4はこれまでと違う新たなものになるとコメントした。
「このフェーズは、最初のフェーズととても違う。多くの興味深いキャラクターたちに命を吹き込もうとしているし、みんなが予想していないたくさんの(これまでと)異なることが起こる。見る人の反応が楽しみだな」
さらには、新たなスーパーヒーロー像を見せてくれるようで、「キャラクターたちがどう息を吹き込まれるのか、僕たちが思うスーパーヒーローというアイディアをどう超えていくのかに、みんなは驚くよ」と続けた。
ファルコンとウィンター・ソルジャーが主人公のドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、2021年3月19日より、ディズニープラスで配信開始。(フロントロウ編集部)