『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルが、『マンダロリアン』の監督に向けて感謝の言葉を口にした。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、ドラマ『マンダロリアン』最終話のネタバレが含まれます。

キャラクターが人気の『マンダロリアン』

 ディズニープラスで配信されているドラマ『マンダロリアン』のシーズン2の最終話で、衝撃の展開が起こった。

 『マンダロリアン』といえば、1983年に公開された旧3部作の最終章『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』のその後を描いた作品であり、シーズン1の配信開始から約1週間後には米調査会社Parrot Analyticsの調査で、アメリカで最も人気のドラマに選ばれた。

 そのストーリーももちろんだけれど、話題をさらったのは、その可愛さから世界中の人々をメロメロにしたベビーヨーダ(ザ・チャイルド)や、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』で命を落としたと思われていたボバ・フェットなど、魅力的なキャラクターが数多く登場したこと。

『マンダロリアン』シーズン2にあの人が…

 『スター・ウォーズ』シリーズはそれぞれのキャラクター人気が高いことでも知られるが、魅力のあるキャラクターたちの存在はドラマにも引き継がれた。そしてシーズン2の最終話では、あの人が…。

 最終話に登場したのは…、オリジナルシリーズの主人公であるルーク・スカイウォーカーその人! ちなみに、みんなが愛するR2-D2も!

画像: 2005年に撮影されたR2-D2とルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル。

2005年に撮影されたR2-D2とルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル。

 ルークといえば『スター・ウォーズ』続3部作にも出演したけれど、次世代の師匠という立場に。『マンダロリアン』では、その設定にあわせて現役のルークが描かれた。

 デジタル技術に加え、俳優のマックス・ロイド=ジョーンズがボディダブルを務めたルークの登場は、ファンの間で大きな話題に。もちろんその展開もだけれど、『マンダロリアン』の関係者がこの大きな秘密を隠し通したことに、ファンからは驚きと称賛の声が多くあがった。

マーク・ハミル、『マンダロリアン』監督に感謝

 そんなサプライズから数週間。ついに、最終話の監督を務めたペイトン・リードが、ルーク役のマーク・ハミルに感謝の言葉を綴った。

 「親愛なるマーク・ハミル。私が子供の頃、この写真をベッドルームの壁に飾っていました。『スター・ウォーズ』、とくにルーク・スカイウォーカーは僕にとってとても意味のあるものでした。そしてそれは変わっていません。『マンダロリアン』であなたと働けたことは誇りで、夢が叶いました。ありがとうございました。フォースと共にあらんことを」

 1977年に本シリーズが始まった時、監督は13歳。その時代に『スター・ウォーズ』を見た子供が、大人になり憧れの作品で憧れの俳優と一緒に仕事をする。監督の感動的な思いが詰まったメッセージに、マークはこう返信した。

 「親愛なるペイトン・リード。彼(ルーク・スカイウォーカー)がまだ希望と楽観のシンボルであるうちに、私のキャラクターについてふたたび考えるという予想外の機会を得られて感謝しているよ。あなたの方向性や優しさは、この経験において必要な要素だったし、私にとって言葉にできる以上に意味のあることだった。ありがとう」

 希望と楽観のシンボル…。第1作目から時代は変わった。しかし時代が変わった今でも、ルーク・スカイウォーカーが希望と楽観のシンボルであるということを胸に、マークは思いを巡らせた。

 そんな『マンダロリアン』は、シーズン3の制作も進められている。『マンダロリアン』シーズン1とシーズン2は、ディズニープラスで配信中。(フロントロウ編集部)

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