MCU映画『アイアンマン』シリーズなどへの出演で知られる俳優のグウィネス・パルトロウが監修を手がけた『私のアソコの香りキャンドル』を使用した女性宅でボヤ騒ぎが発生したと英メディアが報道。(フロントロウ編集部)

グウィネス・パルトロウ監修『私のアソコの香りキャンドル』が爆発

 『アイアンマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズといったマーベル作品への出演でも知られるグウィネス・パルトロウは、俳優業の傍ら、10年以上前から、美容やウェルネスに特化したライフスタイルサイト「Goop(グープ)」を運営。

 美容や健康に関するさまざまなトレンドの発信源としても注目を集めるGoopは、グウィネスやGoopチームのメンバーが厳選したグッズの販売も行っているほか、独自に開発・監修したアイテムも展開している。

画像: グウィネス・パルトロウ監修『私のアソコの香りキャンドル』が爆発

 そんなGoopの近年の大ヒット商品が、『ディス・スメルズ・ライク・マイ・ヴァジャイナ(This Smells Like My Vagina)=私のアソコ(女性器)みたいな香り』と銘打ったアロマキャンドル

 もともとは、グウィネスと有名調香師のダグラス・リトル氏のおふざけにより発案されたこのキャンドルは、LA発のフラグランスブランド、ヘレティック・パルファム(HERETIC PARFUM)と共同開発されたもの。

画像: ©Goop.com

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 「一体どんな香りがするんだろう?」と気になって仕方がないネーミングが話題となり、75ドル(約8,000円)というなかなかのお値段ながら、初回入荷分が即ソールドアウトとなるほどバカ売れ。一時は、再入荷のたびに売り切れるほどの人気となった。

 そんな、通称『私のアソコの香りキャンドル』を入手し、使用してみようと火を灯したイギリス在住のある女性が、同商品が原因で、あわや自宅が全焼しかねない火事が発生しそうになったと、英The Sunを通じて被害を報告した。


大きな炎 火の粉があちこちに

 オンラインクイズの賞品として『私のアソコの香りキャンドル』を手にしたという、ロンドン北部の地区キル・バーン在住のジュディ・トンプソンという名の女性は、「キャンドルが爆発し、大きな炎を上がったんです。火の粉があちこちに飛び散りました」と当時の状況をThe Sunに証言。

 「あんなものは見た事がありません。キャンドル全体が燃えて、熱くて触ることができませんでした。室内に大きな炎が上がりました」と続け、パートナーと協力し、何とか燃え盛るキャンドルを玄関外に投げ捨て、事なきを得たと語った。

 「家が焼け落ちてしまう可能性だってありました。当時は怖かったです」と話したジュディだが、幸い、ボヤ騒ぎで済んだこともあってか、グウィネスやGoopに対して怒りは抱いていないよう。

 「だけど、グウィネスの『アソコの香りキャンドル』が自分の家のリビングで爆発したなんて、思い返してみると面白いですよね」と陽気なトーンで締めくくった。


Goopが被害報告に反応

 ジュディからの被害報告を受け、Goopの広報担当が米NY Postを通じて声明を発表。

 ジュディが入手したキャンドルはGoopのオンラインストアを通じて購入されたものではないため、キャンドルが「正規品であるか否かの確認が取れていない」と、もしかしたら、非正規なコピー商品である可能性もあると含みをもたせつつ、「Goopとヘレティック社のコラボキャンドルの製造元は、キャンドルがASTMインターナショナル(※)や米国消費者製品安全委員会が設けた火災安全基準を満たしているかを規制する米キャンドル協会の認定を受けています」と『私のアソコの香りキャンドル』の安全性を強調した。

※旧称米国材料試験協会(世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関。工業規格のASTM規格を設定・発行している)

画像: Goopが被害報告に反応

 Goopは、キャンドルの製造元にジュディからの被害報告を伝えたとし、さらにジュディと直接連絡を取り、Goopの商品の詰め合わせを送ったことも明かしている。(フロントロウ編集部)

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