コストコ(Costco)の会員証は、コストコ以外でも使えるよう。その場所が予想外すぎる。(フロントロウ編集部)

会員制であるコストコ

 大きな食材パックや家電、衣料品、さらには車からジュエリーまで買うことができる最強なウェアハウス・クラブであるアメリカ発のコストコは、全世界に750を超える店舗がある。日本でも多くの人が利用しており、人気ユーチューバーの動画で取り上げられたものなどを見たことがある人もいるのでは?

 そんなコストコだけれど、会員制のため、初めて買い物をする時には会員になる必要がある。ベーシックなゴールドスタータイプの年会費はアメリカで60ドル、日本では税抜き4,400円となっている。また、年齢が18歳以上である必要も。

 コストコ独自の商品ラインナップが気に入っている人は気にならないかもしれないけれど、コストコをどのぐらいの頻度で利用し、どのくらい購入すれば、年会費の元が取れるのかが気になる人も世界には少なくない。

画像: 会員制であるコストコ

コストコ会員証が使える予想外の場所

 しかし、コストコの会員証は、コストコ以外でも価値があるよう。米テレビ局CBSのKPIX-TVが発見したコストコ会員証が使える場所は…、空港のセキュリティチェック!

 過去に、KPIX-TVはアメリカのカリフォルニア州、サンフランシスコ・ベイエリア地域にあるオークランド国際空港で正式な書類を持たずに到着し、代わりに学生証などさまざまな身分証を提示して、セキュリティチェックを通過できるかどうかの調査を行なったそう。そしてその結果、様々な証明書でセキュリティチェックを通ることができ、二次的セキュリティ検査に選ばれることもなかったという。

 これはもちろん、セキュリティチェックで提示できる身分証明書の話であり、実際に不審な物を持っていたら止められることになる。また、オークランド国際空港以外でも可能かどうかは不明。

 そしてその調査で明らかになった身分証として使えるものの中に、コストコの会員証も含まれていた! ちなみに、公共料金の請求書や処方箋、クレジットカードでも通ることができたという。

 セキュリティチェックに関するルールは日々アップデートされており、過去の調査結果が現在でも通用するかどうかは分からないけれど、コストコの会員になるには身分証の提示が必要で、会員証には写真もついている。そう考えると、コストコの会員証って意外としっかりしているのかも?

 また、当然だけれど、出入国審査ではパスポートが必要。空港にいる時点で誰でもパスポートは持っていることは確実とはいえ、コストコ会員証の思わぬ力が明らかとなった。(フロントロウ編集部)

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