『ブリジャートン家』主人公の劇中メイク
Netflixのオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』は、昨年末に配信が開始されるやいなや、世界70カ国以上で視聴者数ランキング1位を記録している話題のドラマ。そんな『ブリジャートン家』を見た視聴者から注目を集めているひとつが、主人公ダフネ・ブリジャートンを演じたフィービー・ディネヴァーの透き通るような美しさ。
そんなフィービーの劇中のメイクを手掛けたのが、メイクアップアーティストのマーク・ピルチャー。フィービーのメイクではどんなことを心がけていたのかについてインタビューを受けたマークは、フィービーの魅力である美しい肌を活かしながら、よりツヤ感をアップすることと火照ったような血色感を出すことに集中していたと英Glamourで説明。
うっとりするほど美しい、フィービーの極上美肌メイクはどんな風につくられていたのか、その4つのポイントをマークが明かした。
繊細なラメが入った下地で光沢感たっぷりの肌に
フィービーの劇中メイクの最大のポイントとも言えるのが、肌の美しさをより引き上げるベースメイク。マークは、みずみずしく光沢感のある肌をつくるため、繊細なラメがたっぷりと入った下地を取り入れていたと説明。ラメがたっぷり入った下地を使うことで、驚くほどフレッシュでまるで涙に濡れたような肌がつくれるという。
実際に使用されたのは、セレブ御用達の有名フェイシャリストが手掛けるブランド、ウラ・ヘンリクセン(Ole Henriksen)の「バナナ・ブライト・フェイスプライマー」。このコスメは、トーンアップ効果が抜群のプロ御用達アイテムであるバナナパウダーにインスパイアされたメイク下地で、肌をトーンアップさせながらぐんとツヤ感もアップさせてくれるという。
クリームチークで自然に火照ったような頬を演出
肌を美しく見せるためには、どんなチークを使うかも重要なポイントだけれど、マークいわく、使用したのはクリームタイプのチーク。自然に火照ったような血色感を出すなら、クリームチークを使うのがベストだという。
劇中で使用したのは、米国発の人気コスメブランドであるスティラ(STILA)から登場しているクリームチーク「コンバーチブルカラー」のヌードピンク「リリウム」というカラーだそう。
ポイントメイクはライトブラウン&ヌードピンクで統一
『ブリジャートン家』で披露されたフィービーのポイントメイクは、チークと同じヌードピンクとライトブラウンのみで統一。マークは、「強く見えすぎないナチュラルな印象に仕上げたかったから、アイブロウとマスカラはライトブラウン、アイシャドウとリップはヌードピンクのコスメを使った」とコメント。血色をよく見せながら柔らかい印象に見せる2つのカラーを取り入れたそう。
ちなみにリップは、英コスメブランドであるシャーロット・ティルブリー(Charlotte Tilbury)のカルト的人気を誇るヌードピンクリップ「ピロートーク(Pillow Talk)」を使用。
デコルテにもツヤ感をオン
フィービーの極上美肌メイクでは、デコルテのメイクもぬかりなし。マークは、「顔だけでなくデコルテもきらめかせるために、パールがぎっしりと入ったクリームを塗るのも欠かせないポイントだった」と語っている。メイクとなるとどうしても顔だけに集中してしまいがちだけれど、デコルテでも光沢感を演出することで肌を美しく見せていたよう。
デコルテのツヤ感をアップさせるために使われたのは、コスメブランドM・A・Cから販売されている日本でも大人気のアイテム「ストロボクリーム」。
Netflixドラマ『ブリジャートン家』でフィービー・ディネヴァーが披露する極上美肌メイクのポイント。意外にもマネできそうなところも多いので、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)