Disney+ (ディズニープラス)で配信中のマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』に登場するワンダが第3話の『カラー放送』で歌っていた子守唄の歌詞を全訳してご紹介。(フロントロウ編集部)

※この記事にはドラマ『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれます

謎が深まる展開の『ワンダヴィジョン』

 Disney+ (ディズニープラス)で2021年1月15日より配信中のマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』。2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のワンダとヴィジョンを描いた本作は、毎週金曜に新エピソードが配信されており、現在3話まで配信済み。

 往年のシットコムのオマージュがたっぷり詰まっている各エピソードは、意味深なストーリーが展開しており、回を追うごとに謎が深まっている。

 そんな『ワンダヴィジョン』の第3話『カラー放送』でワンダが歌った子守唄を和訳してご紹介!

ワンダが歌った子守唄の謎

 第3話の『カラー放送』は、タイトルが示すとおり、1〜2話で白黒だった画面がカラーとなった。舞台は70年代。明るいホームコメディ調の世界観で繰り広げられたのは、ワンダとヴィジョンの“子育て”の様子。

 突然妊娠したワンダのお腹はみるみるうちに膨らんで、大慌てのヴィジョンは新米パパのお勉強。明るくドタバタのコメディが繰り広げられ、ついにワンダは双子を出産する。

 ジェラルディンと会話しながらベビーベッドに寝そべる赤ちゃんを見つめるワンダは、静かな声で子守唄を歌い始める。その歌のタイトルについては、エンドクレジットの中で「Sokovian Lullaby (ソコヴィアの子守唄)」と書かれており、彼女の故郷ソコヴィアのものだとわかる。

 しかし字幕にはその歌詞は出ず、歌の歌詞も英語ではない。しかも「ソコヴィア」はMCUの架空の国であるため、意味の特定は困難だと思われた。

 ところが、『ワンダヴィジョン』の第3話をポルトガル語字幕で見ると、その歌詞がなんと字幕になって出てくる。それによると、「ソコヴィアの子守唄」の歌詞はこのようになる。

I waited for you
(私はあなたを待っていた)
and this day has come.
(そしてこの日がやってきた)
My heart became a home full of light,
(私の心は光に満ちた家になった)
full of light.
(光に満ちた)

 この歌詞は一見ただの子守唄に見えるけれど、実は大きなヒントが隠されているかもしれない。というのも、ワンダと話をしていたジェラルディンことモニカ・ランボーは、映画『キャプテンマーベル』に登場したキャプテン・マーベルこと主人公キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボーの娘。そして、彼女はコミックでは2代目のキャプテン・マーベルという設定になっており、そのパワーの源は「光」。

 そのあとジェラルディンがワンダにウルトロンの話をしたことを鑑みるに、この歌詞がジェラルディンにとって記憶を呼び起こさせるトリガーになった可能性もなきにしもあらず。

 真相はまだわからないけれど、考察のしがいたっぷりなドラマ『ワンダヴィジョン』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。(フロントロウ編集部)

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