イタリアの人気ブランドであるフェンディ(Fendi)がクチュールコレクションを開催。キム・ジョーンズがウィメンズ・アーティスティックディレクターに就任して以降初となったコレクションには豪華セレブが登場した。(フロントロウ編集部)

キム・ジョーンズ、フェンディの初コレクションをお披露目

 ダンヒル(dunhill)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)などを渡り歩いて、2018年からはディオールオム(Dior Homme)のアーティスティックディレクターに就任しているキム・ジョーンズは、2020年9月にフェンディ(Fendi)のウィメンズ・アーティスティックディレクターを担当することが発表され話題に。

 そして今回、ディオールオムとフェンディという人気ブランドを2つも掛け持ちするキムが、初めてのフェンディのクチュールコレクションを開催。キムは多くのセレブと親交があり顔が広いことでも知られており、そのためキムにとって初めてのフェンディのコレクションには、ランウェイから遠ざかっていたカーラ・デルヴィーニュをはじめ、ナオミ・キャンベル、デミ・ムーア、ベラ・ハディッドなどが登場し、キムの門出をお祝いした。

画像1: キム・ジョーンズ、フェンディの初コレクションをお披露目

 このコレクションではキムがショーノートで「フェンディは最高品質の職人技を表しており、ファミリーがすべてです。フェンディは3代目によって指揮されており、4代目を迎えようとするなか、私はゲストスターという立場にあります。私はここで、自分が愛し尊敬する強くてパワフルな女性に囲まれており、自分がしていることにそんな彼女たちのエネルギーを注ぎたいと思っています」と語ったように、家族での出演が多く、ケイト・モスは娘のライラ・モスと初めて同じランウェイを歩き、そのほかにもモデルのアジョワ・アボアーと妹のケシーワ・アボアー、クリスティ・ターリントンと甥のジェームズ・ターリントンが出演。

画像2: キム・ジョーンズ、フェンディの初コレクションをお披露目

 さらに、フェンディの創業者一族の3代目シルヴィア・フェンディの娘で4代目にあたるデルフィナ・デレトレズ・フェンディやレオネッタ・ルチアーノ・フェンディも登場し、家族で代々続くフェンディに敬意を示した。

画像3: キム・ジョーンズ、フェンディの初コレクションをお披露目

 また、米Vogueいわく、フェンディの前デザイナーで2019年に亡くなったカール・ラガーフェルドが残した約54年分のスケッチも、キムがコレクションを作りあげるためのインスピレーションとなったという。

 自身にとってのフェンディデビュー作を華麗に披露したキム。キムが率いる新生フェンディは、今後どのようなアイテムを生み出すのだろうか。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.